1 陽花

スマスマ生謝罪で高視聴率&各界から喜びH

 佐藤氏は、そう分析した。続けて「グループ存続に対する気持ちに温度差を感じる。木村さんは納得しているが、ほかの4人は納得しようとしている状況。全員そろって再出発という感じは見受けられなかった」とキッパリ。まだまだ溝は深いのかもしれない。

◆中居正広ラジオ収録にファン100人集結、報道陣ともみくちゃに

 SMAPの中居正広(43)が19日、通常通りレギュラー番組の収録に臨んだ。日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」(水曜後9・0)が終わると、午後3時50分ごろにハンチング帽にサングラス姿で東京・ニッポン放送に入り、パーソナリティーを務める「中居正広のSome girl,SMAP」(土曜後11・0)を2週分収録した。

 同局前には普段よりも多いファン約100人が集結。同5時に同局から出る際、激励の言葉や歓声を送られたが、表情を変えることはなかった。

 また、出入りの際はファンと報道陣がもみくちゃになる場面もあり、報道陣の問い掛けも、黄色い歓声でかき消された。その後はTBS系「Momm!!」(月曜後11・53)を収録した。

◆国民が「スマスマ」見守った!“紅白級”瞬間最高視聴率37・2%

 SMAPの5人が生出演し、独立騒動を謝罪した18日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」の平均視聴率が31・2%を記録したことが19日、ビデオリサーチ(関東地区)の調べで分かった。

 昨年、平均視聴率が30%を超えた番組はNHK紅白歌合戦の39・2%だけで、SMAP騒動に対する関心の高さをうかがわせた。今年を見ても、日本テレビが放送した箱根駅伝(2日の往路28・0%、3日の復路27・8%)を超え、トップを獲得した。

 瞬間最高はメンバーの木村拓哉(43)が「何があっても前を見て進みたい」と事実上の存続宣言し、5人がそろって頭を下げた場面の37・2%。中居正広(43)ら独立に動いた4人とジャニーズ事務所の仲裁役を務めた木村の言葉だけに、注目度もケタはずれだったようだ。

 「スマスマ」は1996年4月にスタートして以来、平均は18・4%と高い。最高は稲垣吾郎(42)が不祥事による謹慎から復帰した2002年1月14日放送回の34・2%、30%超えは翌週21日の31・7%以来、14年ぶりとなる。

 また、フジテレビの昨年1年間の視聴率トップは、12月27日に放送された「全日本フィギュアスケート選手権2015女子フリー」の20・6%。それを10ポイント以上超えたのはSMAPの力とはいえ、フジにとってもホッと安堵の数字といえそうだ。

つづく