1 陽花

中居&ベッキー、騒動後金スマ初収録A

◆SMAP解散阻止運動効果!03年発売「世界に一つだけの花」1位

 グループ分裂の危機を乗り越えたSMAPの代表曲で、ファンらが騒動の渦中に購買運動を起こしていた「世界に一つだけの花」(03年)が、オリコンの22日付シングルデイリーチャートで1位を獲得した。売り上げ枚数は1万3398枚で、2位の6671枚の2倍以上を記録している。

 購買運動は、スポニチが分裂危機を報じて一夜明けた14日朝から、一部ファンの間で発生。騒動前に約250万枚だった売り上げを300万枚に到達させることで、分裂を阻止する世論を盛り上げることを目標に、ツイッターなどを通じて世界的に拡散した。

 主にインターネットのオンラインショップを中心に注文が殺到。14日付の同チャートでは9位に急浮上し、「アマゾン」など大手で軒並み在庫切れ状態になった。

 発売元のビクターによると「運動は承知している。生産する側として特別な動きがあったわけではなく、ひたすら受注に応対している」という。1位の要因として「品切れの時点で入った大口の注文分が、在庫が入ったことで遅れて発送、入金に至ったなど、さまざまな要因が重なったのでは」と推測した。

 同曲は最新の週間チャートでも75位に入り、10年ぶりに100位以内を記録。デイリーチャートは20日付以降、3位→2位→1位と推移しており、次回の週間チャートではトップ10入りの可能性も高まっている。

◆TOKIO城島、SMAP中居を気遣う「そこはグループの長ですし」

 TOKIOの城島茂(45)が23日、司会を務めるテレビ朝日「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・00)に出演しSMAPに言及した。

 気になるニュースの1位でSMAPが取り上げられ、5人が18日のフジテレビ「SMAP×SMAP」で謝罪したことについて、「彼らの生の声が聞けてよかった」と感想。自身もグループのリーダーという立場。SMAPリーダーの中居正広(43)の電話番号は知っているというが、「電話をかけませんでした。そこはグループの長ですし、しっかりといろいろ考えていると思います」と思いやった。

 中居とは事務所の合宿所で2人で住んでいたこともある旧知の仲。あえて積極的に連絡を取らないのは、中居の思いを、誰よりも分かるからこそ気遣ったためとみられる。

◆SMAPメンバー「通常業務」 香取&草なぎは主演ドラマ収録

 ジャニーズ事務所によるとSMAPのメンバーは「通常業務に戻っている」といい、この日も都内で仕事をこなした。

 香取慎吾(38)はTBS「家族ノカタチ」、草なぎ剛(41)はテレビ朝日「スペシャリスト」と、それぞれ放送中の主演ドラマを収録。稲垣吾郎(42)は2月13日開演の舞台「恋と音楽FINAL〜時間劇場の奇跡〜」(東京・パルコ劇場)の稽古に参加した。

 中居もニッポン放送「Some girl’SMAP」に出演(録音)したが、騒動には触れなかった。

つづく