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■“スマスマ”２５日放送は平常運転　昨年末収録分で生対応なし

　解散・分裂危機を経てグループ存続が決まった「ＳＭＡＰ」のフジテレビ系レギュラー番組「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」の２５日の放送（後１０時１５分）は“通常態勢”で臨むことが２４日、明らかになった。

　スマスマは５人がそろう唯一のレギュラー番組。１８日は同番組を一部生放送に切り替え、神妙な表情で騒動を謝罪し、グループ存続の方針を報告。平均視聴率３１・２％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）をたたき出した。２１日には同番組の収録で再集結。新コーナーの歌のコーナーなどで再スタートを切ったばかりだ。

　フジテレビによると、２５日は生対応はなく、予定通り「ビストロＳＭＡＰ」と歌のコーナーを放送する予定。解散騒動が表面化する前の昨年末に収録されたもので、近くジャニーズ事務所を退社する女性チーフマネジャーもこの収録には同席していたとみられる。　ビストロのゲストには映画「信長協奏曲」で共演している俳優の小栗旬（３３）と山田孝之（３２）を招き、クイズコーナーなどで対決。歌のコーナーでは持ち歌は歌わず、藤巻亮太（３６）を招いてのコラボレーションを披露する。翌週以降の放送用に撮りためている素材はあり、２１日収録分の放送は未定という。

　番組ホームページやフジの視聴者センターには連日、激励のメッセージが寄せられている。解散報道が出た１３日から２１日までの累計で同局には電話が約１０００件、ホームページへは約１万７０００件の投稿があるという。２２日には番組を共同制作する関西テレビの福井澄郎社長（６８）が「５人がそろってやる番組は、うちの番組だけ。（番組は）当然続きます」と継続を強調するなど、５人の再出発を世論も見守っている。看板番組を“平常運転”に戻しながら、新生ＳＭＡＰが足場固めをしていくことになる。

◆鶴瓶「芸能界一最低」ＳＭＡＰ中居に怒られる

　落語家の笑福亭鶴瓶（６４）が２４日のＭＢＳラジオ「ヤングタウン日曜日」（日曜・後１０時）に出演し、分裂・解散騒動を脱したＳＭＡＰの中居正広（４３）から「みんな心配してくれたのに、あなたはメールの１回もしてくれない。最低だ」とメールで怒られたと明かした。鶴瓶は年末年始の休暇を米ハワイで過ごし、帰国後にＳＭＡＰの騒動に直面。「ハワイ楽しかったよ」と返信したところ、「芸能界一最低だ」と叱責（しっせき）されたことを報告した。

　鶴瓶は今月１５日放送のＴＢＳ系「Ａ―Ｓｔｕｄｉｏ」で香取慎吾（３８）と共演した際、「ＳＭＡＰはＳＭＡＰだけのものではない」と発言したことから、事前に独立の動きを知っていたのではないかと臆測を呼んだ。しかし「たまたま発言と騒ぎがパッと合った」と、あらためて何も知らなかったと強調。メールで怒りを伝えてきた中居には電話をかけて「申し訳ございません」と謝ったが、「ものすごい怒られた」と冗談まじりに打ち明けた。

　ハワイ滞在中には、ゴルフ中に倒れて緊急搬送された弟子の笑福亭笑瓶（５９）と勘違いされ、日本から体調を心配するメールが殺到したことも報告。その中には女優・吉高由里子（２７）からのメールもあり、「どこに入院してるの？　倒れたって（ニュースに）出てるよ」と記されていたという。鶴瓶は「俺はガラケーやし、Ｙａｈｏｏ！とか見ない。何が起こったか分からないまま、みんな心配してくれた。でも入院なんかしてないから」と苦笑いだった。

つづく