1 陽花

『神センス☆塩センス』中居インタビュー

■中居「基本、塩対応。相当叩かれているとは思いますね(笑)」

 中居正広(43)が司会をつとめるフジテレビ系の特番「中居正広の神センス☆塩センス!! あの時どうすりゃよかったの!?」(20日後9・0)。

 中居がお騒がせな「塩センス」の芸能人たちの問題点を片っ端から浮き彫りにし、解決策を見いだしていく番組で、昨年2回放送され好評だった。

 ゲストは梅沢富美男、ウエンツ瑛士、長嶋一茂、オードリー、鈴木奈々、二階堂ふみら。収録後、中居が取材に応じた。

 −−今回の収録はいかがでしたか

 「分かりやすいタッチがいいと思って、スタッフさんとしっかり打ち合わせができた。ゲストはかぶらないジャンル、いろんな世代の人がいい、と。楽しくできたけど、僕も年を取ったから後半30分くらいは頭の回転が鈍くなったかな。内容が淡泊になったのは覚えている(笑)」

 −−中居さんのホンネが見え隠れしますね

 「男性と女性で目線は違うし、どっちも間違っていないし、合っているということもない。すべてにおいて正解がない。正解がないからみんなでガチャガチャできる。それがトーク番組の醍醐味だと思う。僕は友達も多い方じゃないので、タレントさんの恋愛はあまり分からない(笑)」

 −−話があらぬ方向、脱線したときの軌道修正のコツは?

「いや、ぜんぜん、自分であらぬ方向へいこうとしている。紹介された再現VTRの前後で温度差が違うので、そこらへんを気にしながら毎回進行している」

 −−最近の神、塩対応は?

 「思い浮かぶ神対応はない。基本、塩対応。街を歩いていて声をかけられても無視してしまうし(笑)。評判は本当に悪い、相当叩かれているとは思いますね」

 −−嫌われる勇気を持っている?

 「そんなかっこいいものではない。プライベートは別だけど、仕事ではない。評判を気にしないので」

 −−本当に?

 「PC、スマホを持っていないからネットを見ないし、人の評判が入ってこない。ほら、これだから(パカッと携帯を開く)。ヤフーニュースとか、見ないねえ。情報が多すぎる。見ても見なくても仕事は変わらないし、週刊誌ネタなどを知らなくてもやっていけているので、別に見なくていいかな、と。収録の休憩のときも、みんなすぐにスマホを見ていた。そんなに忙しいかい?(笑)」

 −−人間関係で思うことは?

 「あまり深入りしない方がいいかな」

 −−中居さんが感じる神対応のタレントは?

 「(しばし考え)関根勤さんかな? ちょうどよい。程良い温度に“イントロ”をつけてくれる」

 −−タイトルにある「あの時どうすりゃよかったの!?」ということが最近ありましたか?

 「うーん、後悔はないけど、反省は多々ありますね」


(16/6/19(日)サンスポ)