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SMAP、解散を発表O

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◆SMAPファンクラブ新規入会停止 更新手続きも

 ジャニーズファミリークラブが今後について発表した。

 SMAP解散を受け、「SMAPファンクラブ」新規入会受付および更新手続きを14日をもって停止することをジャニーズ公式ページ内で発表した。ネットでは、「SMAPは12月31日をもちまして、解散させていただくことになりました。グループを応援してくださっている皆さま、新規入会をご検討くださった皆さまには、誠に申し訳ございませんが、ご理解いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます」とつづっている。

(16/8/14(日)デイリースポーツ)


■SMAP、今年12月31日で解散 「活動休止」の折衷案決定間際に一転

 1988年4月に結成し、9月9日にデビュー25周年を迎える国民的アイドルグループ・SMAPが、今年12月31日に解散することが13日深夜、ジャニーズ事務所から発表された。1月に解散・分裂騒動を乗り越え、その後はグループ存続に向けた協議が行われてきた。5月にはジャニー喜多川社長(84)が「解散はない」と明言したが、メンバー間の溝が埋まらなかった。今月10日にメンバーが解散を申し入れ、11日に決定。5人全員、事務所に残留する。事務所にメンバーが残ったままグループが解散するのは同事務所史上初めて。

 結成28年。5人が出した結論は「解散」だった。1月の解散・分裂騒動では、フジテレビ系「SMAP×SMAP」で5人が謝罪し、存続を表明。再出発に歩み出したとみられていただけに衝撃の結論だ。

 事態が動いたのは今月10日。複数のメンバーがジャニー社長らの元を訪れ、解散の意思を伝えた。関係者の話を総合すると「複数のメンバー」は稲垣吾郎(42)、草ナギ剛(42)、香取慎吾(39)の3人。1月の騒動で“独立組”だったもう一人、中居正広(43)が“直談判”に同席したかは不明だ。

 実は、SMAPは「活動休止」することに決まりかけていた。5月にジャニー社長が「解散はない」と発言して以降、同社長自ら5人と直接会談を重ねてきた。5人そろって2度、個人面談も2度行った。当初は存続へ向けた話し合いだったが、その後、複数のメンバーから存続は困難だという声が出たという。

 1月の騒動では、中居を筆頭に稲垣、草ナギ、香取が事務所から独立、木村拓哉(43)が残留という対立構造が浮き彫りになった。独立が消え、存続が決まった後も、5人の関係性が修復されていないことが明るみに出た瞬間だった。

 事務所は「解散」という最悪の事態を避けたい。3週間ほど前から、事務所側が各メンバーに演技や語学などの海外留学を勧めるなど説得を試みた。

 木村は騒動後もグループ存続、25周年の活動に積極的だった。ある関係者は中居について「ニュートラル(なスタンス)。このままの状態でもやりたいという考え」と語った。1月には女性マネジャーと5人そろっての移籍を望んだ中居だが、解散には否定的だった。

 2人も納得し、一度は決まりかけた「活動休止」という“折衷案”に3人は異議を唱えた。一部では、香取がジャニー社長が持ちかけた25周年ツアー開催を拒否したと伝えられたが、関係者によると「嫌がったというより、虚脱感の方が大きかった。やりきったという感じが強かった」という。

 事務所関係者は10日の会談について「メンバー数人より『休むより解散したい』という希望が出た。全員一致の意見ではないものの、解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断した」と説明した。

 メンバーに近い関係者によると「『休止は中途半端。休止明けのプランが立てられるなら活動休止でもいいけど、いつ活動を再開するかというのは自分たちの中にない。だったら、中途半端にファンに期待を持たせるより、潔く解散を選んだ方がいい』と話していた」。「活動休止」を受け入れない気持ちは揺るぎないものだったという。

続く→