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中居がサムガでコメント、慎吾はスマステで語らずA

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◆TUBE前田、ハマスタライブで「夜空のムコウ」熱唱!「語り継がれる名曲ある」

 4人組バンド「TUBE」が20日、横浜スタジアムで26年連続28回目の野外ライブを行った。

 2月上旬に声帯嚢胞(のうほう)の除去手術をしたボーカル・前田亘輝(51)は「全部口パクじゃないかと思うくらいすごいよ」と美声は絶好調。冒頭の約25分間、10曲ノンストップのロックメドレーで始まり、最新曲「RIDE ON SUMMER」、ヒット曲「あー夏休み」などで3万人を魅了した。ファンからのリクエストコーナーではSMAPの「夜空ノムコウ」を熱唱し、「語り継がれる名曲ってあるよね」としみじみ語った。

 前田は連日、リオ五輪をテレビ観戦し「涙ちょちょぎれまくりです。メダルは前大会を超えて41個。すごいよ」と絶賛。20年東京五輪は「開会式で選手と歩きたい。荷物持ちでも何でもいいから、歩かせてもらえないかな」と笑わせた。

◆SMAPキムタク&稲垣、生謝罪に隠された意味を、放送作家・山田美保子氏が分析すると…

 放送作家の山田美保子氏が20日、年内解散を発表したSMAPについて分析した。木村拓哉は19日夜、TOKYO FM「木村拓哉のWHAT’S UP SMAP!」(金曜・後11時)で心境を語り、18日には稲垣吾郎が文化放送「STOP THE SMAP」(木曜・後9時半)で肉声でコメント。「解散」という言葉をあえて使わず無念さをにじませた木村、淡々と解散を報告した稲垣と、個性が出る内容となったが、SMAP通の山田氏はどちらにも「誠意」があったと指摘。今後について「立ち止まらないで」と語った。

 ラジオはフリートークのメディアだと思っています。テレビよりもスタッフの人数は少ないですし、話しやすいので、その人の本音が出る場。そういう意味では、急きょ内容を差し替えてコメントしたことは(13日に5人が出した解散コメントの)ファクスよりもメンバーの誠意を感じました。

 稲垣さんはインタビューなどで、よく自分のことを「中間管理職」だと評しています。1月に解散騒動があったときも、主演舞台に登場し、一番最初に生身の姿を見せてくれたのは稲垣さん。ある意味普通のコメントからは“中間管理職”らしさを感じることができました。その自然体さに救われたファンも多かったのではないでしょうか。

 木村さんは最後までSMAPというグループを守ろうと行動していただけに、その思いがにじむコメントになっていました。言葉選びにも、苦悩する思いが行間から伝わってきました。

 もともとSMAPはバラバラの個性が魅力のグループで、それが彼らのよさでした。昔から応援しているファンはその距離感を十分に理解してきましたし、ともに歩み、ともにいろんなことを乗り越えてきたつもりだった。ですから、こういう形での解散はなおさらつらい。

立ち止まらず進んでほしい これからの彼らに期待したいことは、ソロでもとにかく仕事をしてほしいということ。個々でダメになることは一番いけません。新しい仕事を通じて見えてくるものもあるはず。立ち止まらずに進んでいってほしいですね。(談)

 稲垣吾郎のラジオコメント全文「こんばんは、稲垣吾郎です。既に報道で皆さんご存じだとは思いますが、SMAPは解散という形を取らせていただくことになりました。ファンの皆さまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません。私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので、『STOP THE SMAP』も引き続きよろしくお願いいたします」

 木村拓哉のラジオコメント全文「皆さんこんばんは。木村拓哉です。今回はSMAPの件で皆さんにつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕と同じように今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに申し訳なく、言葉が見つかりません。すべてのSMAPファンのみんなにただただ申し訳ないという言葉しかありません。本当にごめん」

(16/8/21(日)スポーツ報知)