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木村主演映画『無限の住人』追加キャストは超豪華@

■キムタク 福士蒼汰、海老蔵と激突!主演映画「無限の住人」追加キャストは超豪華

 SMAPの木村拓哉(43)が主演する映画「無限の住人」(来年4月29日公開)の追加キャストが6日、発表され、木村演じる不死身の主人公・万次を迎え撃つ敵役を、福士蒼汰(23)、市川海老蔵(38)ら豪華キャストが務めることが分かった。福士は初の悪役にして剣客集団の統主を演じる。木村は特殊メークで右目を閉じ、顔に大きな切り傷を負う独眼スタイルで、“300人斬り”に挑んでいる。

 キムタクVS福士、海老蔵!!注目の対戦カードが銀幕を彩る。

 体を再生できる伝説の人斬り・万次が、両親の敵討ちを決意したヒロイン(杉咲花)の用心棒として雇われ、剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)との戦いに身を投じていく人気コミックの実写版。

 斬新な殺陣描写で累計750万部を超えた原作の世界観を再現すべく、木村は実際に右目をふさいで独眼の主人公になりきり、距離感が難しい中で殺陣を披露。杉咲を守りながらの“300人斬り”を15日間かけて撮影するなど規格外のアクションに挑んでいる。撮影中の1月中旬には右膝を負傷したほどだった。

 万次に立ちはだかる強敵、逸刀流の統主・天津影久役で初の悪役に挑んだ福士は、初共演となった木村について「全力でぶつかってきて下さるので、自分も全力で挑むことができました」と鬼気迫る決闘シーンを熱演。

 逸刀流の刺客を演じたのは海老蔵。木村主演のドラマ「MR.BRAIN」(09年放送)などで共演経験のある海老蔵は、極寒の京都での撮影を振り返り「木村さんとの1対1の真剣勝負のお芝居は、緊迫した空気が張り詰め、とても刺激的でした」と、スター同士の交錯を楽しんだ。

 他にも天津の右腕となる女剣士役でアクションに初挑戦した戸田恵梨香(28)や非道な剣士役の市原隼人(29)ら主演級のキャストが木村を次々に襲う。顔に大きな傷を負う、衝撃的なビジュアルの木村が、何度も体を斬られながら繰り広げる壮絶な戦いは必見だ。

 「無限の住人」は、1993〜2012年に漫画誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載された、人気漫画家・沙村広明氏原作の剣客アクション。全30巻。圧倒的な画力と特徴的な武器が登場する斬新な殺陣描写で人気を博し、97年には第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。世界22の国と地域で刊行され、00年には英語版が“漫画のアカデミー賞”と言われるアメリカの「アイズナー賞」最優秀国際作品部門に輝いた。

◆海老蔵、木村拓哉から“ロン毛”ほめられる 撮影思い出披露

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が7日、ブログを更新し、出演する映画「無限の住人」(来年4月29日公開)の撮影中、SMAPの木村拓哉から劇中で伸ばした髪の毛について「ロン毛もいけんじゃん!」と褒めてもらったエピソードを披露した。

 ブログでは、ネットで「無限の住人」が話題になっていることを取り上げ、「撮影は丁度一年弱前の京都」と振り返り、「舞台と五右衛門の撮影と無限の住人の撮影してました笑」「大変だった…本当に」と、当時のハードスケジュールを思い起こした。

 「映画撮りながら連ドラ撮って歌舞伎、しかも勧進帳。倒れそうな日々でした」という毎日。その当時のブログには「正直起きてる自信なし…」「トレーニングと睡眠は取る時間が少なく、映画撮影と舞台というしかも勧進帳とわけのわからない最高の誕生日プレゼントだらけな今日」と、疲労困憊な様子がつづられている。

 だが、そんな撮影の中でも「木村さんとの撮影はとても楽しかったです」。映画の劇中で海老蔵は「髪の毛が長いんですが」とつづり、「撮影しばらくしたら、あのロン毛の髪の毛の木村さんから、『海老蔵ロン毛いけんじゃん!』と褒めてもらった。嬉しかった」と、思い出をつづった。

 いつもは短髪の海老蔵だが「私のロン毛の神ランキングは木村さん江口さん武田鉄矢さん。鉄板っす笑」。その“神”の木村から長髪をほめられたことで「ロン毛にしようなかーと思ったね。0・0003秒くらい笑」とジョークも飛び出した。

 ブログの最後には「そして、SMAP大好き 解散しないでほしい」とも記し、一ファンとしての切実な思いもつづっていた。

(16/11/7(月)デイリースポーツ)