1 陽花

木村主演映画『無限の住人』追加キャストは超豪華A

■右膝じん帯損傷の重傷も…キムタク「無限の住人」万次になりきった

 SMAPの木村拓哉(43)が主演する映画「無限の住人」(監督三池崇史、来年4月29日公開)の場面写真とポスタービジュアルが6日、初公開された。

 人気漫画家・沙村広明氏の同名人気コミックが原作で、不老不死の侍・万次が両親を殺された少女・凜のために剣客集団と熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる物語。公開されたカットは、万次が女優の杉咲花(19)が演じる凜を守りながら、300人の敵を相手に大立ち回りを繰り広げるシーンだ。

 顔も体も傷だらけで独眼というキャラクターの万次に成りきるため、木村は実際に右目を特殊メークで閉じて撮影を敢行。普段と異なる視界と距離感になった影響か、砂利の上で足を横滑りさせる場面でスリップして転倒し、右膝じん帯損傷の重傷を負う事故があった。また、撮影が行われた今年1月上旬はSMAPの解散危機騒動の渦中でもあったが、木村は周囲の雑音に揺らぐことなく、痛み止めの注射を打って凄絶(せいぜつ)な殺陣を演じ切った。

 撮影現場を見学した沙村氏も「最初から最後までずっと右目を特殊メークで閉じたまま、殺陣までされていたので本当に凄いなと。これは、物凄くいい方に演じてもらったなと強く思いました」と感嘆するほどの熱演だった。

 木村にとって山田洋次監督「武士の一分」以来、約11年ぶりの時代劇映画。SMAPが今年の大みそかに解散した後、ソロになって初めて公開される主演映画にもなる。三池監督とタッグを組むのは初めて。「現場では監督の求める“素材のひとつ”だと思うので、共演者、スタッフと集中して現場に臨みました」と話している。

◆市原隼人、海老蔵ら共演陣も豪華メンバー 福士蒼汰は悪役初挑戦

 共演陣も豪華メンバーがそろった。凜が復讐(ふくしゅう)を誓う強敵・天津を演じるのは福士蒼汰(23)。悪役に挑戦するのは初めてとなる。「木村さんとは初めて共演させていただきましたが、全力でぶつかってきてくださるので、自分も全力で挑むことができました」と感想。

 ほかに市原隼人(29)、戸田恵梨香(28)、市川海老蔵(38)らが出演する。

(16/11/7(月)スポニチ)


■キムタク敵だらけ!主演映画で福士蒼汰、市原隼人ら豪華キャスト包囲網

 SMAPの木村拓哉(43)が主演する来年4月29日公開の映画「無限の住人」(三池崇史監督)に、福士蒼汰(23)、市原隼人(29)ら豪華俳優陣が出演することが6日、分かった。アクション時代劇で、木村扮する不死身の剣士の前に立ちはだかる9人の敵を、戸田恵梨香(28)、市川海老蔵(38)らと演じる。“キムタク侍”と凄腕剣士9人による壮絶な戦いが繰り広げられる!!

 豪華キャストによる包囲網が“キムタク侍”に襲いかかる。

 同作は、沙村広明氏(46)の同名時代劇漫画が原作。江戸時代を舞台に、杉咲花(19)演じる少女から親のあだ討ちの助っ人を依頼される用心棒・万次(木村)の活躍を描くアクションエンターテインメントだ。

 木村にとっては、12月31日のSMAP解散後、初めて公開される映画。撮影は昨年11月から今年1月に行われ、ちょうどグループが分裂、解散騒動で揺れていた時期と重なる。そんな状況のなか撮影された注目作で、主人公を迎え撃つ敵役には主役級のキャストが集結した。

 一番の宿敵となる剣客集団「逸刀流」の頭役には福士。初の悪役を演じ、木村と鬼気迫る決闘シーンを展開した。木村とは初共演で、「全力でぶつかってきてくださるので、自分も全力で挑むことができました」と感謝する。

 さらに残虐非道な剣士役で市原、最強の女剣士役で戸田、万次を窮地に追い込む剣客役で海老蔵が出演。それぞれ木村について「ネガティブな発言は一切しない方で、常に細かいところでもキャストやスタッフ全員のことを見ていました」(市原)、「アクションに関して無知だった私に、すごく丁寧にコツを教えていただきました」(戸田)、「1対1の真剣勝負のお芝居は緊迫した空気が張り詰め、とても刺激的でした」(海老蔵)と気配りや仕事への姿勢に感嘆した。

 他にも山崎努(79)、田中泯(71)、北村一輝(47)、栗山千明(32)、満島真之介(27)ら主役級がズラリと勢ぞろい。凄腕剣士役を熱演する。9人の実力派俳優陣が木村と真剣勝負で火花を散らす。

「無限の住人」
 かつて100人斬りと恐れられた伝説の人斬り・万次(木村)が、わなにはめられ妹を失ったとき、謎の老女に無理やり永遠の命を与えられてしまう。ある日、殺された親のあだ討ちの助っ人を依頼したいと少女(杉咲)が現れる。どこか妹に似ている少女を、無限の命を使い、用心棒として守ると決心。だがそれは、壮絶な戦いの始まりだった…。万次は独眼のため、木村は右目を特殊メークで閉じたまま全編で撮影を敢行。左目で力強いまなざしを向けるポスタービジュアルも初公開された。

(16/11/7(月)サンスポ)