1 陽花

【サンスポ】スマスマ最終回瞬間最高視聴率は27.4%@

■中居の涙で瞬間最高27・4%!「世界に一つだけの花」歌唱後ボルテージMAX

 大みそかに解散するSMAPの冠番組で26日に最終回を迎えたフジテレビ系「SMAP×SMAP」の平均視聴率が23・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが27日、分かった。瞬間最高視聴率は5人のラスト歌唱となった「世界に一つだけの花」を歌い終えた直後、リーダーの中居正広(44)が号泣した場面の27・4%。20年9カ月続いた長寿番組は、高視聴率で幕を閉じた。

 全国のファンが別れを惜しむ中、スマスマが有終の美を飾った。

 最終回は4時間48分の拡大放送。視聴率は3部に区切られ、午後6時半のスタートから午後7時までが14・1%、午後7時から午後10時までが17・4%、従来の放送開始時間の午後10時からラストの午後11時18分までが23・1%だった。

 関係者は「最初から一気に上がり、ゆるやかな右肩上がりが続いた」と説明。スタート時から、オートレーサーに転身した元メンバー、森且行(42)の脱退当時の映像やそれを惜しむメンバーの泣き顔が映し出され、15%台を記録した。

 午後7時台からは稲垣吾郎(43)と草なぎ剛(42)の不祥事からの復帰、東日本大震災発生からまもない時期の生放送などが放送され、視聴率は緩やかに上昇。午後10時過ぎから始まったヒット曲27曲を歌うシーンで21%台に突入した。

 そして国民が待ちに待ったフィナーレ間近の午後11時7分。今月1日に収録された5人のラストステージで、代表曲「世界に一つだけの花」を歌い終え、1分27秒間深々と頭を下げて幕が下りた後のクライマックス。いろんな思いが交錯する5人の表情に続き、中居だけが背中を向けて号泣するシーンで瞬間最高視聴率27・4%を記録した。

 番組ではスタートと同時に、ファンからのメッセージを生募集。「SMAPの皆さん、お疲れ様でした」「番組スタッフもご苦労様」など中盤でねぎらいの言葉が紹介されたこともラストの視聴率上昇を加速させた。

 1996年4月15日から今月26日まで全920回放送の総平均視聴率は18・1%。SMAPをバラエティーもできるスーパーアイドルに育て上げ、番組の使命を終えた。新年からは別の出演者による新作バラエティーが予定されている。

★フジ系今年2位

 26日に放送された「SMAP×SMAP」最終回の平均視聴率23.1%は、今年のフジテレビ系番組の中で2番目の数字となった。1位はSMAPがグループ存続を宣言した1月18日の同番組で31.2%。3位は6月18日の「第8回AKB48 総選挙SP」で17.6%。ちなみに、SMAPと親交のあるタモリ(71)がゲスト出演したスマスマの前回19日は16.3%、前々回12日は9.8%だった。

続く→