1 陽花

太一がSMAP復活を願う

■「SMAP×SMAP」最終回から一夜 国分「この先輩は超えられないな」

 TOKIOの国分太一(42)が27日、MCを務めるTBS系「白熱ライブ ビビット」(月〜金曜午前8時)で、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の最終回を見た上で「この先輩は超えられないなと思った」などSMAPについて語った。

 同じ事務所の後輩で、かつてはバックダンサーも務めるなど縁が深い国分。SMAPデビュー時を「その前の先輩が光GENJIで爆発的に売れていた。デビュー曲が1位にならなかったり、SMAPはいいスタートを切れてないなと思った」と正直に振り返り、「自分たちの思ったデビューと違った時、TOKIOもそうだったけど、SMAPはコントとか人を笑わせて歌も歌うことを考えて、そこにファンのみなさんがついてきた」と努力をたたえた。

 森且行(42)の脱退や、稲垣吾郎(43)や草なぎ剛(42)の逮捕といった過去にも触れ「どうなっちゃうんだろうと思ったけど、ファンの皆さんが待っていたからまた5人でスタートが切れた」とファンとの絆を強調した。

 さらに、SMAPを認めたくない時期もあったという。「いつかSMAPを超えたいから。認めたら、かなわないんじゃないかなと思っていた。数年前はこのグループ、あんまり好きになれないと思った」と本音も。解散を「出席の札を裏返して欠席にしている」と例え、「いつか出席に変わったらいい。そのときはもっともっと大きなイベントを自分もやりたい」と自身の成長を誓いながら、「SMAP先輩、本当にいろいろありがとうございました」と一礼して締めくくった。

◆芸能界からも多数の惜しむ声

 「SMAP×SMAP」最終回が終わった後、芸能界から解散を惜しむ声が多数上がった。

 ▼GLAYのTERU(45) 「デビューしてから20年以上、TV番組などでSMAPの5人とは度々顔を合わせてはきましたが、まさかこんな日が来るとは思ってもみませんでした。今はただ、お疲れさまでしたと言うしかないですが、いつかまたFANの方たちに5人そろった姿を見せてくれることをただただ願ってます」

 ▼小室哲哉(58) 「SMAPには、何曲、作詞作曲で提出したかなぁ〜。なかなか採用にならなかったけどアルバムの楽曲で5人に歌ってもらったときはうれしかったし、みんなとそれぞれの思い出もあり全てが音楽でつながっていて。小さくても、関われた幸せ。ほんとうに、ありがとうございました」

 ▼元AKB48の宮澤佐江(26) 「やっぱ未来を楽しみになんて見ていられなかったです。こんなにたくさんの、日本中、世界中の方達から支持されている方々とお仕事できたことは私の誇りです」


(16/12/28(火)東京中日スポーツ)