1 鈴木♂

恋に生きよう

鈴木♂は夏風邪で少しフラフラしながらも蔦屋に行ってELOの新しいCD
”All Over The World:The Very Best of ELO”を買ってきました。

正直言ってこのCDに収録されている曲は、殆どレコードで持っているのですが
CDのほうが気楽に聞けるし、CDが一枚でも多く売れる事によりELOという
バンドの素晴らしい曲が少しでも現代の日本で再評価される事を望んだからです。

私が初めてELOの曲を聞いたのは、たぶん高校三年生の頃だったと思います。
今からすれば信じられない事かも知れませんが、'70年にビートルズが事実上の
解散をしてから'70年代の日本の洋楽界は「ビートルズの次なる後継者は誰なの
か?」という不毛な論争が続いていた時代でした。
その論争は'80年代に入ってから「ビートルズの後継者と呼べるべき存在は
TOTOとELOだったのかもしれない」という事で一応の決着が付いたのですが
'70年代という時代はビートルズという偉大すぎる存在を失ってから、それに
変るべき存在を追い求めていた時代だったのかもしれません。

ELOというバンドは不思議な事に日本ではあまり売れないバンドでした。
欧米ではミリオンセラーを続けたバンドなのですが'70年代の日本ではロックとも
ポップスともクラシックともつかないELOというバンドのスタンスが一般人には理解し難いというのが正解だったのかもしれませんね。
(PC)
2 鈴木♂
私は以前、「夢みるように眠りたい」というネタ日記サイトを運営しておりました。
そのサイトのコンテンツの一つに「愛の部屋」という自称詩人であるサイト管理人の
「しげひさ」という人物が自作のポエムを発表するというコンテンツがありました。
その中のポエムの一つに「恋に生きよう」というポエムがあります。
今だから言えるのですが、あのポエムはELOの「Hold On Tight」という曲から
歌詞を鈴木♂が勝手に抜粋して意訳したものだったのです <(__)> 。

今回、「電車男」からELOという驚くべき展開を見ましたが、制作サイドの
スタッフの中には「電車男」のお話の根底が'80年代(特に前半)の文化にあって
そのテイストでドラマを進めるべきだというポリシーが存在する様な気が、私
にはしてなりません。
「The Diary Of Horace Wimp」という曲の歌詞なんか「電車男」の事を歌ったとしか
私には思えませんが、意外とこっちが元ネタだという可能性もあるような気が
鈴木♂はするのです ( ̄ー ̄) 。

最近、夏の暑さや夏風邪による鈴木♂のパワーダウンもあって、なかなかコアな
SMのお話ができませんが、そのうち復活したいと思っております。
(PC)