1 鈴木♂

昭和の歌謡曲

今年で芸能活動25周年を迎える戸川純さんなのですが、来月22日にHMV
から一挙に9枚のアルバムがCDとして復刻再販されるそうで、鈴木♂もちょっと
驚いております。
ちなみにその再販されるCDのリストなのですが

戸川純名義:「玉姫様」 (1983)
      「裏玉姫」 (1984)
      「極東慰安唱歌」 (1985)
      「好き好き大好き」 (1985)
      「東京の野蛮」 (1987)

その他の名義:ゲルニカ 「改造への躍動」 (1982)
       アポジー&ペリジー 「超時空コロダスタン旅行記」 (1984)
       上野耕路 「Music For Silent Movies」 (1985)
       戸川京子 「B.G. 〜neo Working Song〜+」 (1986)

戸川純さんも妹の戸川京子さんが自殺されてから、どうなったのかと心配して
おりましたが、新バンド・東口トルエンズや従来のヤプーズとしてもボーカル
として今でも活動されているみたいなのでちょっと安心しました。

「戸川純」という文字列でネットを検索してみると、現在でも意外と多くの若い
女性ファンがいる事が分かります。
その人たちの多くは友人から廃盤となったレコードやCDをダビングして貰って
戸川さんの存在を初めて知ったみたいです。
(PC)
2 鈴木♂
昨年のTVドラマ「電車男」もそうなのだと思いますが、近年、'80年代というか
昭和の文化を再考しようという流れが国内にちょっとだけある様な気がします。
そんな流れもあってか、大西ユカリ&新世界の「昭和残照」というCDがレコード
大賞企画賞を受賞しました。
大西ユカリさんの音楽はカテゴリーで言うとクレイジーケン・バンドと同じ様に
昭和の歌謡曲スタイルを取り入れているのですが、ちょっとだけ違うのは韓国
独自の歌謡曲?というか李博士のポンチャックも取り入れているという事です。

 大西ユカリ&新世界公式サイト http://www.hustle-records.com/ (PC)

昨年末から公開された映画「三丁目の夕日」も興行成績が良いみたいですし、今年
はちょっとした「昭和」ブームになるのかもしれませんね。

音楽というものは、その人が初めて聞いた曲が例え300年前に作曲されたバッハ
の曲でも、昨日作曲されたばかりの曲でも、その人が生まれて初めて聞く曲なら
「新曲」という意味を持つと思います。
という事は例え何十年前に作曲された曲であっても、後世の人がそれを聞いて
心を動かされる事があれば、それは名曲として後世に伝えられていくのだろうと
私は思います。
(PC)