1 鈴木♂

縄師コンテスト

みたいな企画があったら面白いだろうなぁと鈴木♂はたまに考えます。
現実的には埼玉のストリップ劇場・ショーアップ大宮で昨年まで開催されていた
「ビッグSM」という企画がそれに一番近かったのではないのかと思います。

「ビッグSM」は二週間位の開催期間中に明智伝鬼氏や有末剛氏、志摩紫光氏
などの50組位の縄師さんや女王様、パフォーマーさんがそれぞれのステージを
披露し、それを見に来たお客さんから劇場側がアンケートを取って誰のステージ
が一番良かったのかを決めるというものでした。
このアンケートの結果は残念ながら非公開でしたが、これが日本に於ける事実上
の縄師コンテストというかSMショーのコンペディションじゃなかったのかと
鈴木♂は思っています。
今は残念ながら劇場の支配人さんが代わられて、この企画は第5回を持って終了
しましたが、またどこかで開催すれば面白いだろうなぁと思います。

さて鈴木♂が妄想する縄師コンテストの課題ですが、縛る対象を予め出場者には
知らせずにおいて、その場になってから発表しそれを制限時間内で縛るという
のが面白いのではないかと思います。
縛る対象物は扇風機や自転車とか、縄師さんが普段絶対に縛らない物を用意して
その課題に当たらせれば、その縄師さんの緊縛のセンスというものがよく分かる
のではないのでしょうか?
これだったらTVでも放送できますから「TVチャンピオン」は無理としても
「タモリ倶楽部」辺りでやれば面白い企画だと思うんですけどね。
(PC)
2 鈴木♂
話はちょっと変りますが、考えてみると最近の日本人の生活では物を縛るという
行為が殆ど無くなってきた様に思います。
自分の趣味が手芸や釣りだったり、農林水産関係の職業の方なら少しはあるかも
しれませんが、それ以外の一般家庭の方ならせいぜい古新聞を縛ったりする事位
しか現在の日本人の生活には「緊縛」が残っていないのではないのでしょうか?

鈴木♂はここしばらく女性を縛ってはおりませんが、昨年自分が縛った物の中で
一番印象に残ったのは扇風機でした。
鈴木♂の勤める職場の冷却タンクが夏の暑さで冷えず、私は仕方なく扇風機を
冷房の冷気が当る様に冷却タンクの上部開口部にロープで縛り付けたのですが、
扇風機緊縛というイレギュラーな緊縛行為が意外と面白かった事を覚えています。

人間、特に女性のみを毎回縛るという事は緊縛方法が必ずパターン化してきます。
そうなると自分の緊縛センスの向上を図るという事は難しいし、それが縄師さん
ならお客さんに飽きられてしまうという悪い結果にも繋がると思います。
それを防いで自分の緊縛センスを磨きたいなら、対象が何でもいいから縛ってみる
という一見無駄と思える行為が意外と大事なんじゃないのかなという気が鈴木♂は
はします。
(PC)