1 鈴木♂

雑談@4月18日

鈴木♂は先週後半辺りから仕事でちょっとバタバタしております。
相変わらず急に入る試作依頼と海外向けキットがその原因なのですが、昔から
「小人閑居為不善」と云いますから暇で何もする事が無いというよりは、張り合い
があって良いかもしれないなと考えております。

先程、TVで「名奉行・大岡越前」をちらっと見たのですが、女囚が縛られて
いる縄がどう見ても青い化繊のロープにしか見えませんでした ('A`) 。

江戸時代に最もメジャーだった方円流という捕縛術は、簡単に言うと縛る相手の
身分や性別に応じて異なる縛り方の作法を教えるという流派だったみたいです。
ですから武士だけでも私が知る限り三種類の縛り方があって、例えば上級武士を
下級武士の縛り方で縛るとそれは相手に対して失礼に当るので、例え相手を緊縛
する場合でも失礼があってはならないという、江戸時代というか侍社会の美学が
大きく反映されていた緊縛術だったみたいです。

鈴木♂が編んでいた麻縄も何とか最後まで編み上がり、現在は手揉みをしている
段階です。
編んでから一度洗ったのですが機械編みではなく手編みですから、どうしても
編み込む強さに強弱があるので、硬さや密度にばらつきが生じてしまい最終的には
手揉みでそれを解消する事が必要みたいです。
今回、実験的に麻縄を編んでみたのですが、やはり経験として得る事は大きく
何よりも世界で一本だけのマイ麻縄という満足感はあるみたいですね。
(PC)