1 鈴木♂

水曜の雑談

新潟県内もやっと本格的な春らしくなってきました。
暖かい年だったら私の地元でもそろそろ田植えの準備をする頃なのですが、今年は
やはり例年よりも気温が低いらしく、やっと田起こしをするトラクターが
チラホラと見えるかどうかという段階です。

鈴木♂の酒のつまみも今頃は季節の変わり目でちょっと悩みがちです。
冬ならば鍋物とか煮物、おでんなどの暖かい物、夏ならば枝豆とか冷奴などの
涼しい物で悩む事はないのですが、今頃の様な季節では少し悩む事がありますね。

私が最近見つけたちょっと面白い物?は韓国映画「LIES/嘘」です。
この映画は'96年に原作が韓国で出版されましたが、作者がこの小説を出版した為
に猥褻罪で有罪となり、やがて'99年に映画化されましたが韓国国内ではこの映画
を猥褻と判断するかどうかで当局や映画会社、国民がさんざん揉めた挙句にソウル
地検で無罪と判定されたという曰く付きの映画です。

映画のストーリーは妻と別居をしている彫刻家の中年男性が女子高生と知り合い
それがやがてS(男)とM(女)の関係になるのですが、何時しかそれが逆転して行く
というお話で、ストーリーが進むうちに互いの男女がそれぞれ持つ自分の幼少期
からの精神構造を理解していくというお話なのだそうです。
韓国SMの特徴はヘギョンと呼ばれる細い木の棒で相手を打つという鞭打ち行為が
基本なのですが、この映画ではそのシーンが見られるのだそうです。

ちょっと前までは日本国内で「冬のソナタ」を代表とする韓流ドラマが流行りました
?が、この映画の様に韓流ブームには乗らない韓国映画にこそ佳作映画があるのかもしれませんね。
なお、この映画の音楽は何故か李博士のポンチャックだそうで、そこら辺が韓国風
ミスマッチというか良い味を出しているのだそうです。
(PC)