最近の鈴木♂＠2005年１月24日

先週は、例の朝日新聞対ＮＨＫの全面戦争をＴＶでもネットでも
興味深く観察しておりました。
ＮＨＫの元プロデューサー氏が自民党の阿部・中川両氏を告発した
記者会見が発端となった事件なのですが、何時の間にかＮＨＫグループ対
朝日グループという日本を代表する巨大メディアグループ同士の
全面戦争へと発展してしまいました。

ＮＨＫは自民党＆フジ・サンケイグループ＆新潮社を味方とし
朝日新聞は社民党＆毎日新聞グループ(ＴＢＳ)＆各市民団体を味方とした
日本史上初と思える巨大メディア同士の激しい激突だったと思います。

現在、この状況は収束しつつありますが、私鈴木♂は生暖かい視線でこの騒動を
見て行きたいと思っております。


例の｢電車男｣の件の続きなのですが、今月末に中央公論社から
｢｢電車男」は誰なのか｣という評論集が発売されるそうです。
これは｢“ネタ化”するコミュニケーション」というサブタイトルが付いた
鈴木淳史氏の現代日本における｢２ちゃんねる」を代表としたweb上での
掲示板におけるコミュニケーションを評論した書冊らしいのですが
かつて、メモライズという日本におけるネタ日記の殿堂とも言えるサーバーで
ネタ日記を書いていた鈴木♂としても興味深い一冊だと思います。

現在、三誌で連載中のマンガ版｢電車男｣なのですが｢ヤングサンデー｣の
｢電車男」はベテランの原秀則氏が書いていて、やっぱり上手いと思います。
お話が進行するスピードから考えても連載は半年位で、単行本一冊位に
まとめるつもりみたいですね。