1 鈴木♂

自動車税

8月とは思えない低温や雨の日が続くせいなのか、ちょっと鬱陶しい毎日が
続いておりますが、皆様も如何お過ごしの事でしょうか?。
そんな中で鈴木♂がちょっと気になったニュースはこんなニュースでした。


経済産業省が平成21年度の税制改正でエンジン排気量の大きさを中心に税額を
決めている自動車税制を見直し、走行1キロメートル当たりの二酸化炭素
(CO2)排出量を基準に税額を決める方式への変更を検討していることが23日、
分かった。
同様の仕組みは欧州各国が取り入れ始めており地球温暖化を防ぐグリーン税制
の目玉にしたい考えだ。しかし、これまで優遇されてきた軽自動車の税負担が
大幅にアップするため、自動車メーカーなどの反発は避けられず、調整は難航
しそうだ。 (後略)

                  8月23日付けMSNサンケイニュースより
(PC)
2 鈴木♂
つまりこれまで排気量によって決められていた自動車税の税額をCO2排出量基準
に変えようという答申を経産省が出すというニュースなのですが、もしこれが
国会で認可されてそのまま施行されれば、日本の自動車税制が大きく変わって
しまうという事になります。

この税制だとCO2排出量の多い車ほど税金が高くなるという事なので、それが
気になった鈴木♂がちょっと調べてみるとこんな結果となりました。

  ホンダ・フィット(1300CC・2WD・CVT):CO2排出量 96.7g/km

   スズキ・MRワゴン(AT・4WD・ターボ):CO2排出量 127.6g/km

つまりこの税制が施行されると車種によってはコンパクトカーよりも軽自動車
のほうが税金が高くなる可能性があると。
(PC)
3 鈴木♂
世界の国々では自動車税や保険料の決め方には色んな方法がありまして
例えばドイツでは排気量ではなく馬力によって税金が決められたり
アメリカでは車の色やドアの数によって保険料や税金が変わります。

今回の答申もスズキやダイハツといった軽自動車業界が猛反対するだろうし
アメリカの自動車業界もアメリカ政府を通して反対してくると思われますので
これがすんなり通るとは思いませんが、今の世の中は地球温暖化や原油価格、
資源の高騰それに日本国の税収不足と激しく揺れ動いているので、これが
どうなるのかは分かりませんね。

ちなみにアメリカでは4ドア車よりも2ドア車が、白い車よりも黒い車のほうが
保険料が高いので、マツダのRX8があんな変な4ドアを採用しているのはその為
です。
鈴木♂もスポーツ車に乗っているのでこれから税金が高くなる事はあっても
安くなる事は無いと覚悟しておりますが、将来的にスポーツ車に乗れるのは
お金持ちだけという時代が来るのかもしれません。
(PC)