1 鈴木♂

晩秋の怪

暖冬ではないかと思われていた今年の冬の新潟も、明日から本気で冬が始る
みたいなので本日愛車のタイヤ交換をした鈴木♂です。

今日の鈴木♂はまず部屋の掃除をしてから自分でタイヤを交換し、そのタイヤを
洗ってから車体を洗車してワックスを掛け、それからスーパーに買い物に
出掛けるというちょっと慌ただしい一日でした。
せめて昨日の土曜日が休みだったら良かったのですが、相変わらずの休日出勤
だったのでこんな慌ただしい休日となってしまった次第です (ー_ー;) 。

そんな晩秋から初冬にかけての新潟で最近鈴木♂はこんなちょっと変わった
体験を致しました。
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2 鈴木♂
鈴木♂の職場では社窓から田んぼや畑などの田園風景が見えるのですが
数週間前の晩秋のある日、ふと窓の外を見ると100mほど向こうにある農道に
立っている電信柱の架線(電線)に白いビニール風呂敷の様な物が引っ掛かって
いるのが見えました。

それは電柱と電柱の間(一スパン)の電線の半分位に渡って数十枚も綺麗に
順番通りに引っ掛かっていて、まるで洗濯物を干している様にも見えました。
その前日か数日前にその場所で電柱か電線の工事をしていた事を思い出した
鈴木♂は電線が濡れたら困るので乾くまでビニール製のカバーみたいな物を
被せているんだろうか?と一瞬思いました。

そしてまた仕事に戻りそれから数十分位経ってからまた同じ風景を見てみると
さっきまであったはずの電線のカバーの様なものが一枚もありませんでした。
風に飛ばされて落ちたのならそこら辺に散らばっているはずなのですが
そんな物も見当たらず、その数十分の間に工事車両が来て全てのカバーを
回収して行ったという事もちょっと考え難いと思います。

あれは一体何だったのか今でもさっぱり分からないのですが、その辺りの田んぼ
や畑では前にも不思議な物を見た事があったので、その辺にたぶん狸か狐が居て
こちらを化かそうとしたのかもしれません。
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3 鈴木♂
21世紀の今となって狐や狸かと思われるかもしれませんが、松谷みよ子氏の
大著「現代民話考」には戦後の高度経済成長期に山を切り崩して団地を
造成していたら、建物と同じ位の巨大なオバケが出現して作業員を驚かせた
というジプリのアニメみたいなお話もありますので、日本古来の狐狸妖怪って
今でも細々とどこかで生きているような気が致します。

今日の週間天気予報を見ると20日(日)位までは雪ダルママークが付いていて
どうやら新潟も本格的に冬が始まったみたいです。

色んな事があった今年もあと二週間ちょっととなりました。
このサイトを御覧の皆様方も本格的な新潟の冬に向けてどうか御自愛下さい。
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