1 鈴木♂

愛車の復活と10周年

蒲原祭りも終り夏本番が近くなってきた新潟県内なのですが
このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。

今年の3月頃から調子が悪くて色々と部品を代えてきた鈴木♂の愛車
なのですが真の原因がやっと分って今はほぼ完全に復調致しました。

最初はエンジンの掛かりが悪いといった感じだったのですがそのうち
アイドリング中の回転数の上下(ハンチング)や始動時の回転数異常
が始まり、最初はディーラーの判断でO2センサーを取り替えましたが
何も変わらず、そして私がネットで他の整備例を調べた結果
エアコントロールバルブ(EACV)を交換してエンジンの掛かりが
非常に良くなりました。

しかしハンチングや始動時の回転数異常は相変わらずだったので
こりゃ水温センサーの故障かな?と思いまた他の整備例をネットで
調べ始めたときにちょっと面白い整備例を一例だけ見つけました。
(PC)
2 鈴木♂
その方は私と同じ車種(非Type-R)だったのですがラジエーターから
冷却水(クーラント)が漏れてそれが原因でハンチングを起こす
というものでした。

何故冷却水が漏れるとアイドリング不調を起こすのか最初はよく
分らなかったのですが、つまり鈴木♂の愛車の車種は水温センサーの
位置が水路の中でも割と高い所にあって、それで冷却水が不足すると
水温センサーが完全に水に浸からなくなり、それで水温の現在情報が
ECU(車のコンピューター)に行かなくなるので水温を基にしてECUが
割り出す燃圧がおかしくなってしまうのだと。

それから鈴木♂は早速ボンネットを開けてクーラントの量を見てみたら
リザーブタンクのMINラインよりもちょっと下でした。
つまりアイドリング不調の根本的な原因は冷却水不足だったと (ー_ー;) 。
(PC)
3 鈴木♂
そしてコメリに行って冷却水を買い、タンクに足して念の為のエア抜きと
ECUに正しい情報を再学習させる為にアイドリングと各種の負荷を掛けました。
それから二、三日くらいはまだ学習中だったみたいでギクシャクして
いましたが今ではすっかり良くなりました。

今の車はECUに学習機能が付いていてバッテリーを取り外すと
それがリセットされますから、それを知っている方なら良いのですが
それを知らずにバッテリーの交換をしてもアイドリング→各種負荷の
基本学習をECUにさせずにいきなり走り出して路上でエンストさせる
という人もいるんだそうです。

冷却水不足がアイドリング異常の原因というのも面白い話ですが
今回の一件で分った事は今のディーラーって修理ができないんだな
という事です。
今のディーラ―の姿勢は新車を買えの一辺倒であって古い車なんて
乗ってる奴はおかしいというくらいの考え方ですから、14年前の古い車
なんて本気で直そうという気は最初から無かったのかもしれませんね。
(PC)
4 鈴木♂
このサイトも2004年6月末に始まったので先月末で満10年を迎えました。
2004年という年は県央地域の水害や新潟県中越地震があった年で
中越地震の直後に電車男が出版された年です。
あれから中越沖地震やリーマンショック、政権交代や東日本大震災と
色々ありましたが10年なんて本当にあっという間だと思います。
(PC)