1 鈴木♂

泉鏡花の怪談会

このまま春を迎えるのかと思いきや風速30mの暴風雪となった今週の新潟県内
なのですが、このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。

一週間以上も掛かった車検が終わり鈴木♂の愛車がやっと帰ってきました。
一部の純正部品が品切れ状態で中古品(リビルト)を探して貰ったり、不具合の
部品を使えるように修理して貰ったりとそんな事で一週間以上も掛かって
しまったのですが、ホンダという会社は公言こそ致しませんが古い車の部品在庫
をできるだけ持たないようにしているみたいです。
それは部品在庫(資産)を保管しておく=税金が掛かるという意味もあるのですが
それよりも部品の無い古い車なんて捨てて新車を買えという意味合いのほうが
強いみたいですね。

そしてもう一つ、鈴木♂の愛車のような変わった車はレースをしている人たちや
改造部品屋が部品を買い占めているのではないのか?というような話を
車屋さんで聞きました。
鈴木♂はレースをしませんがレース車両にはならないような車ばかりが
販売されている今の世の中では例え15年前の車でも貴重な存在みたいです。
(PC)
2 鈴木♂
鈴木♂も最近知ったのですがyoutubeで文豪怪談というか青空文庫にある
近代の怪談小説を専門に?朗読されている方がいるみたいです。

  怪談風朗読 岩村透 泉鏡花の怪談会より「死体室(したいしつ)」

    https://www.youtube.com/watch?v=O1Ne2adAfCQ

  茗荷谷かぼすの 怪談風朗読

   http://kabosu-kaidan-rodoku.blogspot.jp/ (PC)

この方のセンスが良いなあと鈴木♂が思ったのは芥川龍之介や久生十蘭の
今はもう埋もれてしまっているセンスの良い怪談小説を青空文庫から
探してきて朗読されているという処ですね。

  青空文庫 黄泉から 久生十蘭(ひさおじゅうらん)

  http://www.aozora.gr.jp/cards/001224/files/46077_40225.html

  青空文庫 妙な話 芥川龍之介

  http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/103_15250.html
(PC)
3 鈴木♂
泉鏡花という人は明治の末年から昭和の初めに至るまで当時の文化人たちを
呼んで怪談会を開いていたのですが、昭和に入る頃には柳田国男もこの怪談会
に参加しておりました。
しかし泉鏡花や柳田国男がこの怪談会でどんな怪談を語ったのかというのは
著作には残されておらず全く不明のままでした。
しかし実は昭和3年(1928年)6月19日に新橋の料亭で行われた泉鏡花の怪談会
の様子が婦人雑誌・主婦之友(昭和3年8月号)に掲載され、それで泉鏡花や
柳田国男が怪談会でどんな怪談を語っていたのかという事が分かりました。

そして最近になってからこの主婦之友(昭和3年8月号)を発掘したという方が
いて、その内容を御自分のブログに掲載しました。

   落合道人Ochiai-Dojin 季節はずれの怪談物語。(1) 

     http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2014-11-13

   落合道人Ochiai-Dojin 季節はずれの怪談物語。(2)

     http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2014-11-19

   落合道人Ochiai-Dojin 季節はずれの怪談物語。(3)

     http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2014-12-04

   落合道人Ochiai-Dojin 季節はずれの怪談物語。(4)

     http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2014-12-16

   落合道人Ochiai-Dojin 季節はずれの怪談物語。(5)

     http://chinchiko.blog.so-net.ne.jp/2014-12-28
(PC)
4 鈴木♂
主婦之友の編集者や東京帝大の医学博士といった人たちもこの怪談会に
参加しているのでこの怪談会はたぶん主婦之友社が主催したのではないか
と思うのですが、柳田国男が実は怪談好きだったという昔からの噂がこれで
証明されたという訳ですね。

そして参加した医学博士が超常現象を否定とも肯定ともしないような微妙な
態度を取り続けたという理由は東京帝大で明治43年(1910年)に御船千鶴子事件が
あってそれ以来、東京帝大やアカデミズムは心霊現象の研究をしなくなり、
大学教員や研究者が迂闊にも心霊肯定派だと思われたら大学を追い出されるかも
しれないという状況になってしまったという訳です。

そしてそれがこの怪談会の参加者たちにも分かっているみたいなので
ちょっとからかってやろうといった雰囲気が感じられますね。
ちなみに御船千鶴子という人は「リング」の貞子の母親のモデルとなった
人です。
(PC)
5 鈴木♂
久々に雪の降った新潟県内なのですが昨日今日と二日続けて出勤途中に
引っくり返っている車を見かけました。
いったいどうやったら腹を上に向けてひっくり返るようなワイルドな運転が
できるのか鈴木♂には謎なのですが、今の時代の主流の車である?ワゴン車は
やはり重心が高いという事なのかもしれませんね (ー_ー;) 。

あともうちょっとで新潟の冬も終わりです
三月は三寒四温の季節なのでこのサイトを御覧の皆様方もどうか御自愛下さい。
(PC)