18 元歎
博物館集解で赤龍さんが『三国志研究入門』を紹介されています。どうぞ参考に。

http://blog.livedoor.jp/amakusa3594/archives/50332244.html
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19 巫俊(ふしゅん)
>>18
>『三国志研究入門』

手直なところに無いんですよね。
やはり都市部に住んでる人や、大学に関係している人か、それとも購入の費用(といっても数千円だけど)を惜しまない人じゃないと、読むことはできないでしょうね。

以前は、三国志の工具書と言えば、中国語を中心とした三国志の論文のタイトルを網羅的に書いたものがありました。

名士の論理で研究する渡辺義浩氏が風土とか地誌に正面から言及するのだろうか、という疑問も付きまとうのですが。
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20 巫俊
三国志研究入門、いま伊賀市の少しばかり専門書が充実してる本屋で閲覧してきました。 
感想は…子どもをさとすような先生の態度で書かれていました…拍子抜けするというか、他の歴史分野の研究入門より簡単で内容もくだけていて読みやすく、それなりに親切で分かりやすいのですが、
あくまで渡辺先生の知己である研究者の論文などを渡辺氏の史観によって再構成、紹介したものに過ぎず、皮肉にも三国志研究の限界を示してしまっています。
これだけしか書くこと無かったのか?と言わずにはおれませんが、しかし氏の知識の及ぶ範囲で細かい気配り、捕捉を繰り返していて、好感が持てない訳ではありません。
人物列伝とかは蛇足としか思えませんが。あと論文や史料の簡素な紹介が目立ちますが、その論文を手にする機会が全く無いような人の役に立つのか疑問です。そのくせ文体はどう見ても素人向けなので分裂しちゃってますね。
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