「三国志 呉書 周瑜魯肅呂蒙伝第九」の注に引く「江表伝」に因ると、黄蓋は兵士に
「降焉」
と叫ばせ、
「北軍を去ること二里余りで(船を)時を同じくして発火」
させた様です。
という事は、「降焉」と兵達が叫んだのは二里に達したか、達する前と考えるべきですよね?(「軽利艦十舫」とあるので、叫んだのは二里に達しない頃だと思います)。そして北軍は曹操の陣。
>>>403-5で書きましたが、一里≒414.72m若しくは一里≒434.16mならば、黄蓋の兵達は、800m以上の距離を叫んだという事になりますね。