25 天草
曹操は袁紹軍と黄河を挟んで対峙した際、突然反旗を翻した劉備に向かい兵を挙げます。

実はこれはかなり危険な策ですよね?

目の前には数で圧倒的不利な袁紹軍の大軍がいるわけですから、下手をしたら勢いに乗って許を突かれる恐れもあったわけです。

本当に袁紹の性格を見通し、少ない軍を分けたのであれば、かなりのギャンブルですし、それほどまでに曹操が劉備を恐れていたとも考えづらい。

私はそこに徐州という州への曹操の渇望があったのでは?と思います。
劉備を叩きたかったのではなく、徐州を手放したくなかったのではないでしょうか?

また結果的には、この時攻めなかった為に、手堅い勝利をものに出来なかった袁紹の行動も謎です。
(N902i/FOMA)