28 赤龍
「清流派名士対濁流の宦官」なんて表現すると、党人はいかにも正義の味方のように聞こえますが、大伴さんの言われるように実質名士・外威・宦官の権力闘争という一面もありました。史料を残す(記す)のは名士層の人ですから、彼等が美化された記録になりますし。
後漢末から三国の歴史を考える上で避けて通れない重要な問題ですね。
(J-SA05)