28 朱家
『魏書』『蜀書』『呉書』を別々の史書として奏上し、それから『三国志』としてますからね。陳寿は、その時代の人ですから、資料を閲覧できる立場になったなら、他国に興味を持つのは不思議ではないと思います。
『史記』『漢書』『三国志』『後漢書』は個人で書かれたものですから、何かの主張や、目的があって調べたのではなく、歴史に興味があって調べ、それをまとめたと考えて良いと思います。『諸葛亮集』や『益部耆旧伝』などは目的があるでしょうが…

『晋書』の事だと、丁儀、丁ヨクの息子達に「賄賂をくれれば、父上の良い伝を書きましょう」とあります。
丁儀、丁ヨクは曹丕に一族の男子を殺され、同族と思われる丁謐は司馬懿に三族殺されてます。生き残った可能性は否定しませんが、『晋書』は、こんなもんです(笑)
(W32K/au)