29 天草
ちょっと思いつきましたが…曹丕が帝位について定めた年号は『黄初』でした。
そう、あの『黄』がついてたんですね。もしかすると皆さんは気がついてました?(汗)

張角のあの文言が『予言』なら、当っていたという事になります。

曹丕(魏の重臣達?)が青州兵に気を使って、『黄』を入れた…ってのは考えすぎでしょうが、その年号に何かの考えを詮索せずにはいられませんよね?
(PC)
30 赤龍
この問題については、ここでしばしば触れられてる「五行説」で説明できます。王朝にはそれぞれ、木、火、土、金、水の五行があてはまり、五行相生説(五行の移り変わり)により、火徳の漢の次は、土徳の王朝が現れる。これは当時の一般的な認識。そのため、漢に代わる世を目指した黄巾が土徳を示す黄色をシンボルにし、漢に代わる王朝である魏は、土徳の王朝の最初の年号として「黄初」としたわけです。
(J-SA05)
31 赤龍
五行説は、中国史を理解する上で重要な思想の一つ。簡単に説明しますと、世の中の万物は木火土金水の五つの元素から成り立ち、五行の配当といい、色・方位・季節・数字等あらゆるものに五行が割り振られています。例えば色なら、木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=黒。RPGなんかの属性みたいなものと捉えてもらってもかまいません。
(J-SA05)
32 赤龍
さて、その五行は移り変わってゆくものと考えられています。その変化は相生説(生み出してゆく)と相克説(打ち消し)があります。相生の場合「木を燃やし火がおこる」「火で燃えた灰が土になる」という具合いに「木→火→土→金→水→木」と移り代わるわけです。黄巾、黄初もこうした思想に根ざしているわけです。長いうえに、分かりづらい説明ですみません。
(J-SA05)
33 天草
赤龍サン…色の話し…今更ですが、ようやく意味が分かりました(笑)
ありがとうございます!!
この説明文は画面メモものですな!!

三国志以外の中国史には全く疎いし、スレ違いかもしれませんが、他の初年号も色系統の年号が多いのでしょうか?
(PC)
34 李克用
年号は、基本的に縁起の良い字を使いますからね。
よく使われるのは、「元」、「永」、「天」あたりでしょうか。色が使われるのは、ほとんど無いですよ。
(P900i/FOMA)
35 赤龍
色を用いた元号は李克用さんの言われるように、ほんのわずか。それも、魏の「青龍」呉の「赤烏」のように「青龍が現れたので〜」といった瑞兆に由来するものが多く、建国初に五行の色を意識した元号は三国時代くらいでしょうか。呉の最初の元号は魏の「黄初」蜀の「章武」から一字づつとったと思われる「黄武」です。
(J-SA05)
36 天草
色の話しはおもしろいですね!
李サン・赤龍サン》情報感謝!

さて、黄巾の話しに戻しましょう!
彼らの残党の中にはのちに曹操などに降服し、歴史に名前を残している人物もいるようです。
年代と色んな記述から、
「もしかすると彼は黄巾の生き残りじゃないか?」
と推測できる様な武将はいませんかね?
少し前に話題に上りましたが、青州兵を率いて降服したのは誰なのかも推理してみたいですよね♪
(N900i/FOMA)