3 大伴ゴジョウ
三国志にもちゃんと、劉禅伝ありますよ。蜀書<後主伝>がそれです。
彼の暗愚説はもはや定説の感がありますが、実際は凡庸であっただけやも知れませんね。ましてや黄コウの様な人物が常に周りにいては、努力するにも妨げとなりましょう。
司馬昭が「蜀を思い出すか?」と聞けば、「ここが楽しいので思い出さない」と劉禅は答えた。これを聞いたゲキ正は、「同じ質問をされたら涙を流し、[先祖の墓が蜀にあるので、西を思っては悲しく、一日として思い出さぬ日はありません]と言い、目を閉じる様に」と教えたという。ある時、たまたま司馬昭が同じ質問をした時、劉禅はそれでこう答えた。しかし司馬昭が「何とゲキ正の言葉と似ている事か」と驚いたので、「仰せのとおりです」と、白状した。左右の人々は笑ったという。
↑劉禅のマヌケさを表すエピソードではありますが、同時に彼の素直さも感じ取る事ができますね。
彼の暗愚説はもはや定説の感がありますが、実際は凡庸であっただけやも知れませんね。ましてや黄コウの様な人物が常に周りにいては、努力するにも妨げとなりましょう。
司馬昭が「蜀を思い出すか?」と聞けば、「ここが楽しいので思い出さない」と劉禅は答えた。これを聞いたゲキ正は、「同じ質問をされたら涙を流し、[先祖の墓が蜀にあるので、西を思っては悲しく、一日として思い出さぬ日はありません]と言い、目を閉じる様に」と教えたという。ある時、たまたま司馬昭が同じ質問をした時、劉禅はそれでこう答えた。しかし司馬昭が「何とゲキ正の言葉と似ている事か」と驚いたので、「仰せのとおりです」と、白状した。左右の人々は笑ったという。
↑劉禅のマヌケさを表すエピソードではありますが、同時に彼の素直さも感じ取る事ができますね。
(F2102V/FOMA)