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>>28
 おっしゃる通り、まさに「それ」です。以前は「どうせ作り話だろ」と思っていたのですが、本当に蕪のことを諸葛菜と呼ぶそうですね。孟宗竹と同じく、確信に近い確率をもって「三国志に由来する食物」といえるでしょう(←間違いないとは思いますが)。
 余談ながら、日本で諸葛菜と呼ばれるのはハナダイコン(食用不可)なのだそうで。なんで間違えたんでしょうね?

>>29
 「説だけ」なら、やはり諸葛亮がダントツだと思うのですが、諸葛亮が発明(あるいは改良)したと言われるものはどれも根拠に乏しい(あるいは実用性に疑問がある)という気がします。・・・まぁ、人物批評には関わりたくありませんので、この話はこの辺で。
 華佗の医学への貢献は、文句なしにすばらしいと思います。彼の理論や技術は、その多くが失われたと言われていますが、王熙(魏〜西晋の太医令)が収集を試みたようです。
(PC)
31 黒耀竜
 食物とは関係ないのですが、ついでにもう1件。
 宣伝するつもりではないのですが(こればっかり)、「中国古美術 太田」という古美術屋さんのサイトで、漢代の建築物の模型の写真がけっこう多く掲載されています。どうしても豪族・富農層に偏っていることや出土地域が書いてないことなど物足らない点もありますが、博物館のパンフレット一冊分以上の価値はあるかと。
 地域別交流板に書かせていただいた「中国古代の暮らしと夢−建築・人・動物−」もありますし、当時の建築・土木関係の資料も増えることを願います。
(PC)