33 元歎
『劉表赴任時に斬られた豪族たちが属していた勢力が劉キを支持した』ことは、多分書かれてないと思います。陳寿は劉備を良く書こうとしていましたから(劉表はどうかわからない。「評」では批判してますが、良く書こうとしてると思えるところもあって…)。普通に読めば、この斬られた豪族たちというのは印象が良くなく、劉備とその豪族勢力はともに劉キ派だった…と書けば、劉備の印象は悪くなりかねません。それに、派閥争いはそんな明確に書かれませんし…まあ、書かれていない理由になると思います。だからこの辺は>>28のように状況から考えられることです。

黄祖の都督に陳就、また部将には張碩がおり、張虎・陳生となんらかの関係があったと思います。黄祖は江夏太守で、孫策と孫権に何度負けても支持されていたことから、江夏豪族であると思われます。張虎・陳生も江夏の人ですから。
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