35 大伴
追い出す為に下るとは、本末転倒では?
曹操の軍は、孫権が降伏すると思ってか、烏林でのんびりと陣を構えますが、それは休息の意味もあったかも知れませんね。
武帝紀に引く山陽公裁記には、華容道に兵を置いていなかった劉備と孔明を、曹操が馬鹿にする記述がありますよね?何故か馬鹿にされるのは孫権ではありません。つまり、劉備は敗走する曹操を追撃する役目だったのでは無いでしょうか?無論、山陽公裁記は裴松之が批判する、疑わしい記述ばかりの書物の様ですが、このエピソードを信じると、劉備の役割が納得いきます。
劉備は先主伝の注に引く江表伝によると、赤壁から遠く離れた樊口で怯えています。しかし裴松之が孫盛の言葉を用いて否定する様に、これは信用できません。孫権を開戦に踏み切らせた以上、孫権だけに戦わせる訳にはいかず、もし孫権が勝っても負けても、劉備の政治的立場は良くなりません。共に戦ったと見る方が良いと思います。
劉備は鼻から北岸にいて、火災が発生したところを突いたのでは無いでしょうか?
無論、疑わしいとされる山陽公裁記の記述のみに頼った推測ですから、飽くまでも可能性の段階ですが……
曹操の軍は、孫権が降伏すると思ってか、烏林でのんびりと陣を構えますが、それは休息の意味もあったかも知れませんね。
武帝紀に引く山陽公裁記には、華容道に兵を置いていなかった劉備と孔明を、曹操が馬鹿にする記述がありますよね?何故か馬鹿にされるのは孫権ではありません。つまり、劉備は敗走する曹操を追撃する役目だったのでは無いでしょうか?無論、山陽公裁記は裴松之が批判する、疑わしい記述ばかりの書物の様ですが、このエピソードを信じると、劉備の役割が納得いきます。
劉備は先主伝の注に引く江表伝によると、赤壁から遠く離れた樊口で怯えています。しかし裴松之が孫盛の言葉を用いて否定する様に、これは信用できません。孫権を開戦に踏み切らせた以上、孫権だけに戦わせる訳にはいかず、もし孫権が勝っても負けても、劉備の政治的立場は良くなりません。共に戦ったと見る方が良いと思います。
劉備は鼻から北岸にいて、火災が発生したところを突いたのでは無いでしょうか?
無論、疑わしいとされる山陽公裁記の記述のみに頼った推測ですから、飽くまでも可能性の段階ですが……
(F2102V/FOMA)