36 ストラップ
以下、日本語版三国志平話p36l3から引用。
さて、とある人物、姓を関、名を羽、字を雲長という。この人は平陽蒲州解良の出身である。その容貌は神眉鳳目、ちぢれた頬ひげを持ち、顔は紫の玉(ルビ;ギョク)のよう。身の丈は九尺二寸ほどどあった。『春秋左伝』を愛読し、乱臣賊子の伝を見ては、つねに怒りを発していた。故郷の県の県令が財をむさぼり、賄賂を好み、民を虐げていたので、その県令を殺してしまい、逃亡してタク群に来ていたのであった。
難を避けて身漂泊するに因らずんば
いづくんぞ分金の重義の知に遇わん
以上引用終わり
さて、とある人物、姓を関、名を羽、字を雲長という。この人は平陽蒲州解良の出身である。その容貌は神眉鳳目、ちぢれた頬ひげを持ち、顔は紫の玉(ルビ;ギョク)のよう。身の丈は九尺二寸ほどどあった。『春秋左伝』を愛読し、乱臣賊子の伝を見ては、つねに怒りを発していた。故郷の県の県令が財をむさぼり、賄賂を好み、民を虐げていたので、その県令を殺してしまい、逃亡してタク群に来ていたのであった。
難を避けて身漂泊するに因らずんば
いづくんぞ分金の重義の知に遇わん
以上引用終わり
(F2102V/FOMA)