36 赤龍
あ、衛星写真の問題に触れて、等高線の問題に触れないのはフェアじゃないので、こちらも説明を。
等高線の問題は、等高線の間隔をどの程度に設定するか?ということです。小さい遺跡を測量するのに、1m単位の等高線では遺跡の形がさっぱり伝わらないし、広い範囲の地形を見るのに25cm間隔では煩雑すぎて実態がつかめない。
なので、現場・用途に応じてそれに適した等高線が必要になるということ。逆にいえば、等高線の間隔を操作することで、自分に都合のいい地図さえ作ることができるということ。これについては、衛星写真のほうがごまかしはきかないという長所もありますね。
で、現在の河東郡と関中のような、広い範囲の地域のつながりを論じる場合は、やはりある程度広い間隔の等高線を使う事が有効となる。あまり細かく設定すると、断絶性ばかりが強調され「洛陽は中原では無い」というような結論に達してしまいますから。
ちなみに、学術的な資料では衛星写真を使わず、等高線の実測図が一般的なのは、>>35であげたように衛星写真ではあくまでアバウトな雰囲気しか伝えられない事があるためでしょう。勿論、そういう視点からも得られるものもあるでしょうが。
以上、余談でした。
等高線の問題は、等高線の間隔をどの程度に設定するか?ということです。小さい遺跡を測量するのに、1m単位の等高線では遺跡の形がさっぱり伝わらないし、広い範囲の地形を見るのに25cm間隔では煩雑すぎて実態がつかめない。
なので、現場・用途に応じてそれに適した等高線が必要になるということ。逆にいえば、等高線の間隔を操作することで、自分に都合のいい地図さえ作ることができるということ。これについては、衛星写真のほうがごまかしはきかないという長所もありますね。
で、現在の河東郡と関中のような、広い範囲の地域のつながりを論じる場合は、やはりある程度広い間隔の等高線を使う事が有効となる。あまり細かく設定すると、断絶性ばかりが強調され「洛陽は中原では無い」というような結論に達してしまいますから。
ちなみに、学術的な資料では衛星写真を使わず、等高線の実測図が一般的なのは、>>35であげたように衛星写真ではあくまでアバウトな雰囲気しか伝えられない事があるためでしょう。勿論、そういう視点からも得られるものもあるでしょうが。
以上、余談でした。
(PC)