46 赤龍
>>45
三国志演義で、五丈原において孔明が星を見「三台星の中に客星が現れ、主星の光りは衰え、それを補ける星も光を失う」ということから、己の死を悟ったというシーンです。このあと、延命の祈願をする場面につづきます。
さて、三台星ですが、おおぐま座の足に位置する3つの星らしく(ここら辺プラネタリウム見られたストラップさんの方が詳しいと思いますが)三公をあらわす星といわれてます。諸葛亮はご存知のように丞相。三公クラスにあたり、その星が光を失うということから、彼の運命を示しているということでしょう。
余談ですが、かつて大河ドラマ「花の乱」において、野村萬斎演じる細川勝元が死を悟るシーン、ほとんどこの演義の孔明の話が用いられてました(笑)
(PC)