46 赤龍
高島俊男さんは『三国志きらめく群像』中で、この3つの経歴を「どれか一つが本当だとするとあとの二つは間違い、という関係にある」としています。董太后の一族と董卓の一族という前述の矛盾に加え、太后の一族や董卓の腹心が牛輔なんかの部曲にいるはずはないだろうと。
そして、董卓の死後一族も皆殺しにあったのに、一族で腹心の者が帝のそばにのうのうといられるはずはないだろう、とこれを否定しています。
そして、董卓の死後一族も皆殺しにあったのに、一族で腹心の者が帝のそばにのうのうといられるはずはないだろう、とこれを否定しています。
(J-SA05)