5 ヤスシ
なるほど。
確かに祟り→神様はありそうですね。もっと早い時代から神として奉られているのかとおもっていました。
ついでと言っては難ですが、関帝は戦いの神であるのと同時に、商売の神でもあると聞いた気がします…。
商売?ってイメージじゃないと思うのですが、この辺は何か判りますか?
確かに祟り→神様はありそうですね。もっと早い時代から神として奉られているのかとおもっていました。
ついでと言っては難ですが、関帝は戦いの神であるのと同時に、商売の神でもあると聞いた気がします…。
商売?ってイメージじゃないと思うのですが、この辺は何か判りますか?
(W11H/au)
6 天草
これにもかなりの説があるんじゃないでしょうか?
私の知ってる説は…
関羽の出身地の山西省解県は、古来より塩生産の中心地であったらしいのですが、彼ら塩商人達の間で、塩の生産・流通を邪魔するシユウ神という邪神と戦う関羽が神として崇められたそうです。明代になると彼ら山西の商人達は中国全土で大きな商人の勢力になり、彼らの考えが各地に広がり、関羽という守護神が広く伝わったという説です。
また単純に、『信義』に厚い関羽の生き方や考え方(演義の影響も大いにありか?)が商売に通じている、とされている事も考えられてます。
私の知ってる説は…
関羽の出身地の山西省解県は、古来より塩生産の中心地であったらしいのですが、彼ら塩商人達の間で、塩の生産・流通を邪魔するシユウ神という邪神と戦う関羽が神として崇められたそうです。明代になると彼ら山西の商人達は中国全土で大きな商人の勢力になり、彼らの考えが各地に広がり、関羽という守護神が広く伝わったという説です。
また単純に、『信義』に厚い関羽の生き方や考え方(演義の影響も大いにありか?)が商売に通じている、とされている事も考えられてます。
(PC)
7 しす
かなり眉唾ですが、関羽が算盤を発明したからだという説もあるそうです。
ただし、逆に算盤の起源から追っていったら「関羽」なんて文字は一つもみつけられませんでしたがw
余談ですが算盤の起源は資料によってマチマチでした。
1 紀元前中東のアバカスという計算器具
2 古代ローマで使われた青銅製の計算器具
3 紀元前中国の計算器具
中国に関しては実用的なものは後漢からだとするものと、宋〜元時代だという説もあるようです。
資料を見る限りでは中東のアバカスが一番原始的なのでこれが起源ではないかと。
それがローマへ伝わり、シルクロードを通って中国に渡り、青銅製からより軽くて実用的な竹製の算盤になったと考えるのが自然でしょう。
というわけで算盤の発明はガセと考えていいでしょうね(核爆)
ただし、逆に算盤の起源から追っていったら「関羽」なんて文字は一つもみつけられませんでしたがw
余談ですが算盤の起源は資料によってマチマチでした。
1 紀元前中東のアバカスという計算器具
2 古代ローマで使われた青銅製の計算器具
3 紀元前中国の計算器具
中国に関しては実用的なものは後漢からだとするものと、宋〜元時代だという説もあるようです。
資料を見る限りでは中東のアバカスが一番原始的なのでこれが起源ではないかと。
それがローマへ伝わり、シルクロードを通って中国に渡り、青銅製からより軽くて実用的な竹製の算盤になったと考えるのが自然でしょう。
というわけで算盤の発明はガセと考えていいでしょうね(核爆)
(PC)
8 しす
あ、失礼、まだ他の説書き忘れていました。
関羽が「簿記法」を考案したとか「出納簿」を考案したとかいう説もあるそうです。
それとこれは何の資料で見たかすら憶えておらず、飽くまで私の記憶によるものということを前提に…。
神話としてのお話です。
ある時神様が集まって、天界での役割を決めることになりました。
そこで袋に色んなものを入れ、そこに手を入れて取ったもので決めるということになりました。
そこで関羽は算盤を引き当てたため、商売の神様になったというお話。
関羽が「簿記法」を考案したとか「出納簿」を考案したとかいう説もあるそうです。
それとこれは何の資料で見たかすら憶えておらず、飽くまで私の記憶によるものということを前提に…。
神話としてのお話です。
ある時神様が集まって、天界での役割を決めることになりました。
そこで袋に色んなものを入れ、そこに手を入れて取ったもので決めるということになりました。
そこで関羽は算盤を引き当てたため、商売の神様になったというお話。
(PC)
10 大伴
民間信仰であった関羽信仰が強化されたのは、清の時代です。満州族から起こった国である為、漢民族の人心を得る為に、国家神としました。
関羽は、玉泉山で成仏していますから、菩薩にもなっています。詳しい成立資料がありませんから何とも言えませんが、こちらからの流れも無視できません。仏弟子が道教の神としてとりこまれる事は、良くある流れです。又、劇で人気のある登場人物は神格化される事は良くありますから(孫行者や時遷など)、こちら側の流れやも知れませんね。尚、「春秋」の愛読者であった為に、儒教の分野でも神格化していますが、こちらは完全な便乗です。
関羽の誕生日は、六月二十四日とされ、中華民国では休日だったとの事。
関羽は、玉泉山で成仏していますから、菩薩にもなっています。詳しい成立資料がありませんから何とも言えませんが、こちらからの流れも無視できません。仏弟子が道教の神としてとりこまれる事は、良くある流れです。又、劇で人気のある登場人物は神格化される事は良くありますから(孫行者や時遷など)、こちら側の流れやも知れませんね。尚、「春秋」の愛読者であった為に、儒教の分野でも神格化していますが、こちらは完全な便乗です。
関羽の誕生日は、六月二十四日とされ、中華民国では休日だったとの事。
(F2102V/FOMA)
11 大伴
大ポカ!
平話の周倉の注釈に、
「関羽を神として扱ったのは、仏教の方が早いが、」
の一文を発見!!!↑の仮説は正しい様です(仏教に神はいませんが)。
尚注釈は、「現在の廟などのイメージはむしろ宗代に道教において、元帥神として形成されたものである」と続き、当時の記述で周倉にあたる人物が、「周昌将軍」となっている事を述べます。尚、周昌とは、漢初の人物で、高祖に使えた人らしいです。
平話の周倉の注釈に、
「関羽を神として扱ったのは、仏教の方が早いが、」
の一文を発見!!!↑の仮説は正しい様です(仏教に神はいませんが)。
尚注釈は、「現在の廟などのイメージはむしろ宗代に道教において、元帥神として形成されたものである」と続き、当時の記述で周倉にあたる人物が、「周昌将軍」となっている事を述べます。尚、周昌とは、漢初の人物で、高祖に使えた人らしいです。
(F2102V/FOMA)
13 C
関羽は、劉備につく以前は塩の密売人をしていたという説もありすよ
そこからの商売の神ということもあると劉備は、儒教のプロパガンダとなり民間向けにはならず張飛は、関羽にくらべると(あくまで)演義のエピソードが少ないせいでは?
そこからの商売の神ということもあると劉備は、儒教のプロパガンダとなり民間向けにはならず張飛は、関羽にくらべると(あくまで)演義のエピソードが少ないせいでは?
(F900i/FOMA)
14 しす
>C殿
演義で関羽のエピソードが張飛に比べて多いのは、彼が既に神格化がある程度確立されていたからじゃないでしょうか。
他の武将達が皆姓名で呼ばれているのに対し、関羽だけは「関公」と諱で呼んではいないことでも、彼が特別扱いであることは伺えますし。
演義で関羽のエピソードが張飛に比べて多いのは、彼が既に神格化がある程度確立されていたからじゃないでしょうか。
他の武将達が皆姓名で呼ばれているのに対し、関羽だけは「関公」と諱で呼んではいないことでも、彼が特別扱いであることは伺えますし。
(PC)
16 大伴
Cさん今後も宜しく!!!
関羽闇製塩業者用心棒説は、彼の出身地のみに起因するもので、歴史的事実とは言い難いですが、関羽神格化の重要なファクターである事は間違いないでしょうね。
ちなみに出身地に起因とは、関羽が解県の出身であるという事です。解県には、解池という塩湖があり、古くから製塩業が盛んだった事によります。
関羽闇製塩業者用心棒説は、彼の出身地のみに起因するもので、歴史的事実とは言い難いですが、関羽神格化の重要なファクターである事は間違いないでしょうね。
ちなみに出身地に起因とは、関羽が解県の出身であるという事です。解県には、解池という塩湖があり、古くから製塩業が盛んだった事によります。
(F2102V/FOMA)