55 門弟
みなさんすごい知識ですね…自分の未熟さがわかります!自分は難しくは考えれないので簡単に…。孔明と仲達どちらがすごかったか。司馬イ本人が言ってますよ。孔明と五丈原で対立した仲達は今までの孔明の戦い方を見て「孔明は罠を巧みに使う」という戦法を見抜き籠城の体制を取りました。孔明のいかなる挑発に耐え、武将から腰抜けと言われようと我慢し続けました。孔明も籠城の体制を取り時間だけが過ぎました。仲達は思います。「孔明は陣内をくまなく観察している。まもなく死ぬ身だ。その内蜀軍は慌ただしくなる」と。そして予想通り蜀軍は慌ただしくなり、仲達は確信しました。「孔明は死んだ」仲達は全軍に出陣命令を出しました。戦略も戦法も簡単に。孔明亡き今、仲達の戦略に勝てる知将は蜀にはいないからです。魏軍が本陣を攻撃する直前、蜀軍は慌ただしい体制から即座に戦闘体制に変わりました。しかも孔明独特の陣形に。「奴め、死んだと見せかけ挑発したか。」仲達は驚き何人かの護衛と共に本陣に逃げ帰りました。しかし孔明は仲達の予想通り死んでいました。仲達は孔明の死を知り、蜀軍の撤退した姿を見てこう思いました。「諸葛孔明殿こそ、天下一の大偉人だ。この仲達、あのような者と戦おうとしていたのか…。もし違う形で会っていれば、敵に回ろうとは考えん」仲達は後もなにか戦略があれば「孔明ならどうするだろうか。」と側近に話していたそうです。この言葉こそどちらか上かが分かる一言だと思います。
(W21T/au)