1 天草

黄巾の乱

では私から新たな議題を提供したいと思います。
三国志の話しで常に最初に出る出来事『黄巾の乱』についてです。
@太平道は圧倒的な兵力を持ちながら、なぜドタバタ続きの官軍に勝てなかったのでしょうか?
A太平道の宗教的発起がどうして、略奪など悪質な賊に変わったのでしょうか?
Bそもそも太平道とはなぜあのような強大な勢力になったのでしょうか?
このような観点から、果ては「…だったら黄巾の勝利だった」と言うような意見まで何でもお待ちしてます。
(PC)
茶会では五行説の話しですと賊の呼び名ぐらいですかね思い出せるので。
(W61SH/au)
68 ストラップ
>>60以降だらだらと雑談ばかりですね。良くない傾向ですよ。

話題にしたのは、「卷七十一 皇甫嵩朱儁列伝第六十一」にて、「自黄巾賊後」として書かれた「黒山、黄龍、白波、左校、郭大賢……」という固有名詞群が、何を指すのかだったと思います。

霊帝紀の「黒山賊張牛角」や献帝紀の「黒山賊張燕」は、ここで指す「黒山」と同じなのか? ならグループの名前が書いてあるのか? それとも、グループの名前とリーダーの名前が並列されているのか?
又、ここで書かれた賊は、黄巾賊の残党なのか、それとも、違うのか。

そういう話題だったと記憶しています。
(PC)
69 ナタデココ
前にも書いてありますが実際農民の掻き集めですし、
絶対的リーダーを失ったのは大打撃だったという事は間違いない

でも張角以外にも武将?は居たのに、纏めあげれなかったのは
やはり張角がそれだけ信頼というか、絶対的地位だったと思います


以上私の独り言でした
(W53T/au)
70 魏延
張角死後の太平道集団には2つの見方がありますね。
一つは張角が死んだことによって、太平道本来の思想等が消えてただの賊軍となったという見方。
もう一つは、張角死後も各地域の集団にその思想は残っていたという見方です。
前者はキ州集団(つまり張角が率いた集団)と各地域の集団との間に上下関係のようなのを見ているようです。
後者はキ州集団と角地域の集団の関係は対等だと見ているようです。
(812SH/SB)
71 魏延
黄巾の乱について語る上で必ず話題にのぼる
蒼天巳死
黄天当立
歳在甲子
天下大吉
の蒼天の解釈ですが、これに関する解釈はホントにいろいろありますよね。
以前に赤龍さんが紹介なさっていた説以外にもおもしろいのが幾つかありましたので、2,3紹介してみます。

先ず、蒼天そのものには深い意味はないという解釈です。
これは
蒼天巳死
黄天当立
歳在甲子
天下大吉
のうち真ん中二句の
黄天当立
歳在甲子
が大事なのであり、蒼天巳死は「蒼」が中国語の発音に直すと「黄」と発音が似ていることから「蒼」を付けたのであり、別に発音が似ていれば他のでもよかった。
つまり、「蒼天巳死と天下大吉」は「黄天当立と歳在甲子」の真ん中二句を強調(特に黄)し、尚且つ前後を配置して成句にしたというものです。
また、「黄天」は黄老信仰を背景とする独自の表現で五行とは全く関係ないとしています。
(下に続けます)
(812SH/SB)