59 巫俊(ふしゅん)
>>58
そうだとしても邵と伯南は対応していたりします。名字(めいじ)の対応関係として。

諸葛亮、字は孔明。
潁川の胡昭、字孔明。

とかと同じで、邵は『詩経』国風の召南の篇を指します。
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60 巫俊(ふしゅん)
『三国志』魏書胡質伝に武周、字は伯南という人が出てきます。
武周と張遼は不仲で、胡質はそのことで張遼を諌めるのですが、胡質の発言の中で武周を伯南と呼んでいることと裴注の『虞預晉書』から光禄大夫にまで昇ったという武周の字が伯南であることが分かります。

胡 質 字 文 徳 , 楚 國 寿 春 人 也 .
(中略)
将 軍 張 遼 与 其 護 軍 武 周 有 隙 .
(中略)
質 曰 : 「 古 人 之 交 也 (中略)武 伯 南 身 為 雅 士 (後略)」
(中略)
遼 感 言 , 復 与 周 平 .[一]

[一] 虞 預 晋 書 曰 : 周 字 伯 南 , 沛 國 竹 邑 人 . 位 至 光 禄 大 夫 .(後略)

伯南と周も『詩経』国風の周南の篇から嘉名を取っているのです。
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