27 大伴
フ水関で劉備は勝ち戦の為に宴会を開き、「今日の会、楽しと謂うべし」と述べたそうです。これにホウ統が返した言葉は以下のものでした。
「人の国を伐し、而似歓を為すは、仁者の兵に非ざるなり」
彼の本質を言い得ている気がします。窘められた劉備は腹を立て、ホウ統を下がらせました。

まぁ劉備の上手さはここからかも知れませんね。すぐにホウ統を呼び戻しています。人心掌握の為の計算には、流石に抜群の才がある様です。一度立腹しながら、それを損とみればすぐに忘れたふり。頭ではわかっても、なかなかできる事ではありません。
(F2102V/FOMA)