51 朱家
司馬昭は約一年蜀討伐を鐘会と練り上げ、自らが動く可能性があります。「私から疑ってはならない、他言するな」食えない奴で、司馬昭の本心はともかく、鐘会は信頼されてると思ってるが、周りの将からは警戒されてると知っている。この考え方が前提。
そう思ってるのであれば、司馬昭政権で謀反する理由は考えられない。理解者を失う危険をもち、あくまで次世代の準備であると考えます。謀反はその後の事。
姜維の志を伝えるのは不可能で、旧蜀臣の心服は困る、時間をかけてはならず、鐘会の言葉の感じと合致しない。仮に司馬昭が動くように仕向けたなら、魏将に殺されるのは愚かです。信頼を失ったと思ったなら、謀反の理由になります。
普通に、トウ艾の抵抗は考えられ、長安に動くのは驚く事ではないと思います。これは、司馬昭が自分を信頼してる、才を高く評価してる前提の驚きと思われます。姜維にそそのかされたとすれば、司馬昭が動いた後でしょうね。
(W32K/au)