2 流転人
「話してはいけない」ではなく、「話す必要がない」って事だよ、もし話せば、債権者は貴殿に対し、多種多用な質問をして来るだろう、貴殿が冷静に応対出来れば良いが、催促の電話にもうろたえた貴殿が、それに耐えられるかが問題だね、話さなくとも数日中には債権者は貴殿の特定調停を知ることになり、それ以降は貴殿に電話をかける事も禁止される、債権者に対し誠意をみせるなら、和解後に約束した支払いをきちんとしていく事、とにかく、債務整理を一度決断したら、二度目はないつもりで頑張る事だぜ、
4 流転人
要するに、「催促の電話がかかってきたら何と言えば良いか」って質問だよね、それなら簡単、今の現状を素直に言えば良い、「支払いたいが金が無い、金策に励んでいるが、今尚目処がたたない、今しばらく待ってくれ」相手は必ずこう質問して来る「何時なら目処がたつのか」30秒間沈黙し、こう答える「来週〇〇に会うので、頼んでみます」或いは「来週金が入る予定があるので、入ったら連絡します」これで、来週まで電話は来ないぜ、来週になれば調停通知が届き、債権者は「やっぱりな・・・でも破産じゃなくて良かったよ」と、ため息をつく、今の世の常識だから、誰もそれ以上の感慨は残さない、後は事務的に事は運ぶ、まったく心配無いぜ、