とある無職の禁書目次

今日も無職の１日が始まる。
まずはいきり勃つ息子を鎮める。
その後はネットサーフィンだ。調子ｺｲﾃるｽﾚを発見したら｢はいはいﾁﾝﾎﾞクサス｣とレスをする。
昼飯を食ってパチンコ店に赴く。まずは潜伏確変と天井の確認だ。いかんせん最近は拾えない。
汚ねぇ爺どもを侮蔑しながらもひたすらパチンコ台に向かい当たりを待つ。
勝ったら祭りだ。コンビニで夜食とハイチュウを購入するのだ。負けたらｾﾝｽﾞﾘでストレスを発散する。
今日もまた母が心配そうな眼差しを送る。俺は涙が溢れそうになった。母が作った食事を自室に運び全裸になる。そして女豹のポーズを取りながら食事をする。
女豹の状態で鏡を二枚用意して自身の肛門を一目すると安心できる。これだけは譲れない俺だけの時間だ。
風呂に入るのは家族が寝静まってからだ。従ってたまに水しか出なくなる時がある。冷たい……だが、家族が俺に送る視線の方が冷たいか。
俺は生きていていいのだろうか？本日三度目のマスターオブベーションを始める。
そして明日はどうなるのかという鬱々とした気分を背負い就寝するのだ。
誰かこれは夢だと言ってくれ。幻だと言ってくれ。神よ俺にこのまやかしから離脱する力をくれ。

つ練炭

幻想破壊。後に語り継がれるイマジンブレイカーの原型である。

あ
2/19(月)9:50
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