1 陽花

木村が映画『ドラえもん』ゲスト声優

■キムタクが10年ぶりアニメ声優挑戦 3月公開「映画ドラえもん−」に「ドッキリ企画かと思った」

 俳優の木村拓哉(47)が「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(3月6日公開)のゲスト声優に起用されたことが15日、発表された。「ハウルの動く城」(04年)、「REDLINE」(10年)に続く10年ぶり3度目のアニメ声優。怪しい猿の姿をした謎の男・ジルの声を担当する。

 国民的キャラクターのドラえもんとのタッグだ。今年連載開始から50年、また映画も80年のシリーズ第1弾から40年で40作目となる今作。SMAP時代には「サザエさん」「クレヨンしんちゃん」のテレビアニメに、それぞれ本人役で出演経験がある。そんな木村をして「最初は『もし“映画ドラえもん”の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?』というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました」と心境を明かした。

 40年前の80年に第1弾「映画ドラえもん のび太の恐竜」が公開された。「―新恐竜」は、第1弾とは異なるオリジナルストーリーで、のび太が双子の恐竜キューとミューの仲間の恐竜たちを探し、6600万年前の白亜紀を舞台に大冒険が繰り広げられる。声を担当するジルは、のび太たちの運命のカギを握る大切な役どころという。

 ドラえもんの節目となる今年は、木村にとっても“冒険”の真っただ中。8日に、SMAP時代の15年9月以来の音楽作品となる初ソロアルバム「Go with the Flow」を発売し、オリコン週間チャート初登場1位を獲得。2月に東京と大阪で自身初のソロツアーも控える。

 俳優としても2夜連続の主演ドラマ「教場」(フジ系)で平均視聴率が4日に15・3%、5日に15・0%(ともに関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率と新年の好スタートを切った。2020年が、さらに特別なものになる今回の大仕事。「僕が生まれる前から存在し、幼少の時からずっと楽しんできた『ドラえもん』の世界に自分が入り、ひとつのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません」と声を弾ませた。

 ◆木村拓哉に聞く「理想はジャイアン」 

 ―自身にとって「ドラえもん」とは。

 「頼りないのび太はまさに僕たちの代弁者で、弱気になった時『ドラえもんが助けてくれたらなぁ〜』と想像するだけで、一瞬でも寄りかかれるような存在。僕たちが年をとっても、彼らは不変。僕ら日本人のDNAの中にあるような感じ」

 ―欲しい道具は。

 「セリフを覚える時『アンキパンがあったらなぁ〜』って思うことはしょっちゅうだけど『あいつはアンキパンで』と思われるのは悔しいので、どこでもドア。ヒマラヤ山脈の頂上、世界で一番高い場所へ行ってみたい。机の引き出しにタイムマシンがあるかどうかは、小さい頃にもちろん確認しましたよ(笑い)」

 ―ドラえもんのキャラに自身を置き換えるなら。

 「理想はジャイアン。『お前のものは俺のもの』という感じを貫き通している姿に徐々にひかれるように、大人になった今は男として格好いいなと思ってしまう。だけど、なりきれないので、のび太とスネ夫のミックスの“のび夫”。のび太のように速攻寝られるタイプでもないし、スネ夫ほど裕福でもなかったので“のび夫”か“スネ太”」

(20/1/16(木)スポーツ報知)


■キムタク×ドラえもん!木村拓哉、『ドラえもん のび太の新恐竜』出演に感激「ドッキリ企画かと」

 俳優で歌手、木村拓哉(47)が映画「ドラえもん のび太の新恐竜」(今井一暁監督、3月6日公開)にゲスト声優として出演することが15日、分かった。

 木村は2004年に「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)のハウル役で鮮烈な声優デビュー。10年の「REDLINE」(小池健監督)に続き、10年ぶり3度目のアニメ映画出演となる。

 「ドラえもん」初参加で任されたのは、白亜紀に存在するはずのない怪しい猿の姿をした謎の男・ジル役。神秘に包まれた島に関する秘密を握っており、のび太たちの行動を監視。彼らの運命のカギも握る大切な役どころだ。

 今回、ドラえもん生誕50周年&映画40作目となるメモリアルな節目を飾るべく、出演が決まった木村は「最初はもし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする? というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました」と感激。ドラえもんのキャラクターに自分を置きかえるなら? との質問には「理想はジャイアン。でも、ジャイアンにはなりきれないので、のび太とスネ夫のミックスの『のび夫』って感じですかね」と笑わせた。


(20/1/16(木)サンスポ)