Smaいる(*´▽`)Smile
1:陽花

【リアルサウンド】慎吾『20200101』インタビュー(前編)A

ーーところで香取さんは、SMAPの一員として、長らく音楽活動をされてきましたが、ご自身のソロアルバムについては以前から考えていたのでしょうか?

香取:ええと……ジワジワとそういう気持ちになってきたというか、今から3年くらい前に、新しい道を歩み始めようと、稲垣(吾郎)さんと草g(剛)さんと「新しい地図」を始めてみて、「雨あがりのステップ」のような3人で歌う曲ができたり、ファンミーティングで歌ったり……いや、ファンミーティングの前から、そういう気持ちはあったかな? とにかく、そのあたりからジワジワと、自分の中で「もっと歌を歌いたいな」っていう気持ちが出てきたんですよね。踊りを踊るのも好きだし、「やっぱり、音楽、好きだな」っていう気持ちが、改めて自分の中で呼び起こされてきたというか。「やってみたいな」っていう。そういう感じでした。

ーーそう、一時期は、まったく音楽が聴けなかった頃もあったという話も聞きましたが……。

香取:そうですね。音楽は、自分の中ですごく大事なもの、いろんな気持ちに自分の感情を動かしてくれるものなんですよね。それこそ、泣きたいときに泣ける曲を聴いたりする方もいるじゃないですか。そういう感じで、いろいろと自分の心を揺さぶってくれるものなんだけど、音楽を聴くこと自体をちょっと忘れるような時期もあったりして。ドッと疲れを感じたときに、音楽を聴いていないせいかと思って音楽を聴いてみたりもしたんですけど、「いやいや、そんな気分じゃないよな」って、やっぱり聴くのをやめたりとか。そういう時期もあったんですけど、そこからジワジワと「やっぱり、音楽、好きだなあ」って思うようになっていきました。

ーーなるほど。

香取:ただ、僕がそう思っても、自分ひとりの力だけではできないというか、最初のうちは、あまり想像がつかなかったんですよね。まず、ひとりで音楽をやるというのが、想像つかない……いや、想像つかないはウソですね(笑)。それこそ“慎吾ママ”だったり“忍者ハットリくん”だったり、「こち亀」(こちら葛飾区亀有公園前派出所)の“両さん”(主人公・両津勘吉)だったり、香取慎吾じゃない名前でCDを出したりはしていたので。

 でも、一枚のアルバムをひとりで作るってなったときに、それはやったことがなかった。そう、いざ歌いたいと思っても、もともと楽曲を提供していただいて何十年もやってきたから、ひとりでイチから作るっていうことを、これまでやってきてないんですよね。なので、まずはタッグを組んでくれる人を探そうと。そこからいろいろと声を掛けさせていただいて、それに応えてくれた人たちが、今回集まってくれた感じです。

◆全部丸投げにするのは、昔から好きじゃなかった

ーーそう、結果的に今回のアルバム『20200101』は、楽曲ごとに、実にさまざまなアーティストをフィーチャーしたものになっていて……この人選というのは、旧知の間柄の人だけではなく、最近の活動の中で知り合った人も多いのでしょうか?

香取:多いですね。BiSHとかはホントに、「ななにー」っていうAbemaTVで僕らがやっている番組(『7.2 新しい別の窓』)のゲストにきてくれたときに、その場でお願いした流れだったりするので。そう、もともと僕がBiSHの音楽を聴いて好きになり、ラジオで曲を流させてもらって、番組にもきてくれないかなって言ったら、きてくれて。

 その頃には、今回のアルバム制作が始まっていたので、その場にいらっしゃったBiSHのプロデューサーや曲を作っているみなさんに、「今、こんなふうにやろうとしているんですけど、よろしければ一緒に一曲やってくれませんか?」っていうお話をして。だから今回のアルバムは、ホントに僕が好きな音楽……もちろん、今まで歌ってきた曲も好きだけど、個人的に好きという思いだけでは、やっぱりグループは回らないじゃないですか。そういう意味では、初めて自分が好きな音楽を、自分が好きなアーティストの方々と一緒に作ることができました。

ーー今回の楽曲制作の際には、一曲一曲、それぞれのアーティストとかなり密なコミュニケーションをとったとか?

香取:そうなんです。実際の楽曲制作に入る前に、直接みなさんと会って、曲調とか歌詞とかテーマについて、いろいろお話ししたいということで、スケジュールを作ってもらったんですよね。だからホント、一曲一曲に対して、みなさんとガッツリ話し合いながら作ることができたんです。もともと、こうやって何かものを作ったりするときに、音楽とか映像とかもそうだけど、全部丸投げにするみたいな感じでお任せするのは、昔から好きじゃなくて……だから、いつも直接会いに行くんです。どこかで作業しているって聞いたら、すぐにその現場に行って。そこで一瞬会えるだけでも、伝わることが全然違うと思うんですよね。

続く→
2020/1/28(火)
 
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