1 陽花

【サンスポ】中居、『珍プレー好プレー』生放送インタビュー

■中居正広、記憶に煌めく松坂ノーヒッター 3日19時から「スポーツ珍プレー好プレー」生放送

 フジテレビ系「中居正広のスポーツ珍プレー好プレー」が、3日午後7時から3時間スペシャルで生放送。スポーツ界の伝説の名場面を振り返る。MCを務めるタレントの中居正広(47)がコラボ紙面に登場。横浜高時代の西武・松坂大輔投手(39)が、1998年夏の甲子園決勝で記録したノーヒットノーランについて語った。サンケイスポーツのベテラン記者3人は、思い出の逆転シーンを挙げた。

 記憶に残っている試合は、松坂投手の甲子園決勝でのノーヒットノーランですね。

 試合は自宅のテレビで初回からリアルタイムで見ていました。これまで「甲子園の怪物」といわれるスラッガーや投手が出ていますが、松坂投手は甲子園決勝でのノーヒットノーラン達成ですからね。もう大人(26歳)になっていましたけど、衝撃的で脳裏に焼きついています。

 個人的なことですが、この年は第80回の記念大会で神奈川県から2校が出られたんです。母校の平塚学園が西神奈川代表で初出場。初勝利も挙げました(1回戦で熊本・九州学院を10−9で下すも、2回戦で宮崎・日南学園に敗退)。東神奈川代表の横浜には、史上5校目の春夏連覇がかかっていたこともあり1回戦から注目していました。

 松坂投手は、決勝までの過程もすごかったですね。PL学園(大阪)との準々決勝では延長十七回、250球も投げて完投。準決勝は先発せず九回1イニングだけの登板でしたが、明徳義塾(高知)に0−6からのサヨナラ勝ちでしたから。

 最近の高校野球はさまざまな制限だとかルールができて変わってきていますから、ああいう試合は今後生まれにくくなっていると思います。これからも、あの伝説を継承してほしいですね。

 野球は大好きで、ここ15−20年は、早朝や深夜にメジャーリーグを見て、春や夏の昼間は甲子園、そしてプロ野球のナイトゲームという感じでした。ですから、野球のない生活は物心がついてから初めて。こんなことになるとは思いませんでした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、仕事をしたくてもできない方、休みたくても懸命に働かなければならない方などさまざまだと思います。日曜日の番組ではスポーツの力で少しでも嫌なことを忘れ、娯楽の1ページとして楽しんでいただける3時間にしたいです。(談)

 ★緊急アンケートで決まる「元気をくれる大逆転ベストテン」

 3日午後7時からフジテレビ系で3時間放送される「中居正広のスポーツ珍プレー好プレー」では、緊急アンケートで決まる「逆転劇ベスト10」が発表される。さまざまなスポーツから劇的なシーンを選出。1996年プロ野球で巨人が最大11・5ゲーム差を逆転した「メークドラマ」などの記憶と感動が、懐かしい映像とともに蘇りそうだ。全国に元気を届けるサプライズも用意しているという。


(20/5/2(土)サンスポ)