アート和菓子と高い城の男

日曜日までは雨だったのに月曜日から秋晴れというか今頃の新潟なら
稲刈り日和が続いている新潟県内なのですが、このサイトを御覧の皆様方も
如何お過ごしの事でしょうか？。

昨日コンビニに行ったらぺヤング激辛やきそばが復活していました。
調べてみたら関東地方では先月上旬に再販されていたみたいなのですが
甲信越地区では昨日辺りから発売されたみたいです。
ぺヤング超大盛りの再販は10月以降という話を聞いていたので激辛はそれよりも
あとなんだろうなあと思っていたのですが、まるか食品さんの製造ラインも
順調に復活しているみたいですね。

今年の夏ももう終わってしまいましたが昨年の夏辺りから話題になっていた
京都市東山区の和菓子屋さん七條甘春堂（しちじょうかんしゅんどう）さんが
毎年７〜８月限定で出している羊羹（ようかん）というか夏向けの和菓子
「天の川」がちょっと凄いなと鈴木♂は思いました。

七條甘春堂季菓「天の川」

http://fundo.jp/wp-content/uploads/2015/06/31532411.jpg
http://osaka-date-labo.secret.jp/wp-content/uploads/2014/07/AAA201407078984.jpg

たかが夏向けの和菓子（羊羹）なのにそれでいて地球と大気圏と宇宙とを表現
しているとはこれはもの凄いアートなのではないのかなと鈴木♂は思います。

ちなみに七條甘春堂さんは他にも夏向けの和菓子を出しておられますね。

七條甘春堂「金魚」
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この七條甘春堂さんの他にも日本には色んな夏向けのアート和菓子があります。

亀屋清永「星づく夜」
http://feely.jp/wp-content/uploads/2015/06/1339132550.jpg

とらや「雲の峰」
http://up.gc-img.net/post_img/2014/06/krCOuyqfNAS65kd_uUrJz_54.jpeg

幸楽屋「金魚鉢」
http://blog-imgs-74.fc2.com/c/y/b/cyberbizkiz/image_kingyo_kashi.jpg

羊羹というのは元々が読んで字の如く羊肉を使った中華料理の一種だった
そうなのですが、それが江戸時代の日本に入ってきて餡子（あんこ）を
使った和菓子になってしまいました。
そして今では中国や韓国でも日本式の羊羹が普通に売られているそうなのですが
今の日本では更なる進化を遂げてこのようなアート和菓子になったみたいです。

そしてこれに影響されたのか今年の春には貝印がアート和菓子を作る為の
調理器具キットを発売したのだそうです。

　はてなニュース
　　　自宅で和菓子が作れる「和スイーツ」キット
　　　　金魚鉢で泳ぐ金魚、猫モチーフのようかんも簡単に

　　　　http://hatenanews.com/articles/201503/23424　(PC)

鈴木♂はお菓子というものを殆ど食べない人なのでこの様な芸術的な和菓子とは
全く無縁の人なのですが、もしこんな芸術的な和菓子を入手したとしたら
たぶん一日くらいは食べずに眺めているなと思います　(ｰ_ｰ;)　。

４、５年くらい前から作ると言われていたフィリップ・Ｋ・ディック原作、
監督リドリー・スコットのドラマシリーズ「高い城の男」がようやく完成して
７月にはその予告篇が公開されていたみたいです。

　　　　The Man in the High Castle Official Comic-Con Trailer

　　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=zzayf9GpXCI

自由の女神が煙突の煙で霞んでおりますがこれは独軍占領下のニューヨーク
ではマンハッタン島全部がユダヤ人強制収容所になっていて、一日中死体を
焼く煙が絶えないという設定だからです。

これは主人公の女性（合気道マスター）に近寄ってくる謎のトラック運転手が
登場するシーンなのですが、これを見てもかなり原作に忠実じゃないのか
という事が分かると思います。

　　　　Nazi-American Police in The Man in the High Castle Pilot

　　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=TFM2xZ7dytk

スコット監督もブレードランナーの頃のようにフィルムで撮影してくれれば
良かったのですがそれは今の時代仕方のない事みたいですね。