1 鈴木♂

読書の秋

秋も深まってきて紅葉や落ち葉が町場でも見られるようになった昨今の新潟県内
なのですが、このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。

鈴木♂がモノクロオンリーの安プリンターを買ったというのは以前このサイトにも
書きましたが、そのプリンターは安いながらも無線LAN対応機種だったので
鈴木♂もその接続でやってみる事にしました。

しかしパソコン→無線LANルーター→プリンターという手動設定は意外と難しく、
結局は一時的にUSBケーブルを接続してそこからパソコンとプリンターの間で
情報交換をさせてから無線LAN接続となりました (ー_ー;) 。
鈴木♂は人生死ぬまでが勉強だと思っている人なので今回も良い勉強になったな
と思います。
次はスマホ→無線LANルーター→プリンターにチャレンジしたいなと思います。
(PC)
2 鈴木♂
鈴木♂は最近、小酒井不木や大阪圭吉、甲賀三郎といった雑誌新青年に掲載された
ような戦前の探偵小説を青空文庫でよく読んでいるのですが、その中で最も
ヘビーだというか実際にあった事件をモデルにした実録犯罪小説がこれです。

青空文庫図書カード:No.1430 支倉事件(はせくらじけん)甲賀三郎 

 http://www.aozora.gr.jp/cards/000260/card1430.html (PC)

青空文庫 支倉事件 甲賀三郎

 http://www.aozora.gr.jp/cards/000260/files/1430_27506.html (PC)

小説の中では支倉喜平(島倉儀平)、神楽坂警察署署長・庄司利喜太郎(正力松太郎)、
能勢弁護士(布施辰治弁護士)といった感じで実在の人物がモデルになっている
のですが、如何に巧妙なトリックを考えるのかが勝負といった戦前の探偵小説の中で
こんなヘビーな実録物があったのかと少し驚きました。
(PC)
3 鈴木♂
お話は宣教師である支倉が出版社から聖書を盗んで売り捌いたという軽い容疑での
捜査から始まるのですが、これが調べてみると放火、保険金詐欺、強姦、殺人、
死体遺棄といった疑惑がどんどん持ち上がってきて警察は必死で捜査をするのですが
逃亡した支倉はいつも警察の裏をかいて容易には捕まりません。
DNA鑑定どころか指紋鑑定すら無かった大正6年(1917年)に起こった事件なので
決定的な物的証拠が得られず、捕まっても栽判の途中で証言を翻して無罪を主張
し始めたのでそれから七年間に渡る法廷闘争に入って行きます。

この小説が連載されたのは正力松太郎が社長だった昭和初期の読売新聞なので
正力は出世の為に島倉を冤罪にしたという当時の噂を払拭させる為に、甲賀に
この小説を書かせたという気もしない訳ではありませんが、島倉の弁護人だった
人権派弁護士である布施もこいつはクロだろうと実際には思っていたみたいです。
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4 鈴木♂
昔はよく私立探偵(private detective)という言い方をしましたが、じゃあ探偵って
本来は公立なのかと鈴木♂はずっと思っていたのですが、こうやって青空文庫で
大正〜戦前の小説を読んでみるとその謎が解けました。

つまりかつては制服を着ずに私服で捜査をする公的組織(警察や軍、役所)の
人間を探偵と呼び、民間組織や個人営業で捜査を行う人間を私立探偵と呼ぶのが
正解だったみたいです。
ですから戦前の日本の小説に出てくる探偵というのはほぼ私服警官=刑事で
間違いないみたいですね。

島倉儀平は神楽坂署の拷問によって自白を強要されたと法廷で主張をしましたが
日本は大日本帝国憲法で既に拷問の禁止が謳われていて警察が拷問を行う事は
明治以降違法行為でした。
今では世界中殆どの国で拷問が禁止されていますが唯一トルコでは麻薬密輸などの
重罪に限って今でも拷問が法律で許可されています。
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5 鈴木♂
硬いお話ばかりだと面白くないのでこんな話題も載せてみます。

Jタウンネット ご当地コラム
 教室に診察室、和牢獄まで...新潟のラブホが内装に本気出し過ぎて、
 コスプレイヤーから熱視線               2015年8月20日

  http://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/210558.html?p=all (PC)

教室とか診察室は他県のラブホにもありそうなのですが昭和30年代部屋って
なかなか面白い発送だなと思います。
ここでサザエさんプレイとかしたら面白そうなのですが、リアルで昭和の
ご休憩施設を体験したかったら旧分水町のホテル公楽園が良いんじゃないのかな
と鈴木♂は思いますね (ー_ー;) 。
(PC)