稲川怪談の現場と板橋駅の時空

雪が降ったり暗欝な曇天が続く日もあるのですがそれでも日に日に日没が遅くなってきて
春の雰囲気をちょっと感じさせる新潟県内なのですが、このサイトを御覧の皆様方も
如何お過ごしの事でしょうか？。

ちょっと前まではバレンタインデー商戦が盛んで今頃の次期になるとコンビニや
スーパーではチョコレートで溢れ返っていたのですが、近年ではそれもすっかり
鳴りをひそめてしまいその代りに恵方巻きというニューカマーが登場してきました。


Q：恵方巻きは海苔業界の陰謀というウワサは本当ですか？

A：この時期新海苔が出周り始めるんですよ。
　新米と古米ですと当然新米の方が人気ありますから海苔も同様で要は在庫処分
　したい訳です。
　それが大元の理由だと言われてます（諸説あります）

　http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1080710370　(PC)

まあ実際にはそんなものなんでしょうね　(ｰ_ｰ;)　。

稲川淳二氏の2010年頃の怪談話に「ＮＰＯ」というのがありまして、それはどんな
お話なのかというとこんなお話です。

　　　　　　　　稲川淳二 ＮＰＯ

　　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=wIpoB1jFP-k

ではここに出てくるアパートはどんな所にあるのか稲川氏の怪談の中から拾ってみると
・東京の真東にある古い寺町にある
・東京から車で一時間半くらい
・その町にはJRと私鉄が乗り入れている
・その町には大きなお寺がいっぱいある
・精神病院のそばの崖の上にあるアパートが怪談の現場
・アパートの近くに蓮の池がある
・アパートには半地下式の住居部分がある
・稲川氏は「成田ではない」と怪談ナイトツアーの中で明言している

そして鈴木♂が検索してみるとこんな２ちゃんねるスレが見つかりました。

　　　２ちゃんねる神社仏閣板★中山法華経寺★２スレ

　　　http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/kyoto/1354826691/622-653

オカルト板じゃなくて神社仏閣板でその場所が特定されているというのもちょっと
面白いのですが、実際に崖下にある精神病院の駐車場に行ってそのアパートの裏を
見てみると問題の半地下部分が波板で隠されているのが見えるというはちょっと
凄いなと思います。

本当にそこでそんな事が起こったのかどうか分かりませんが鈴木♂がgoogleストリート
ビューでそのアパートを見てみると生活感が無いというか、住んでいる人も一人か二人
くらいしかいないという風に見えますね。
ちなみにそのアパートはそんな状態なのに検索してみると現在は入居者を募集して
いないみたいです。
いずれにしろ旧小峰トンネルや青森の鬼屋敷みたいな有名な場所以外で稲川怪談の
現場が特定されるというのは非常に珍しい事じゃないのかなと思います。


「お前ら行くな」で有名な蒲田の幽霊ゲームセンターも今はもう潰れてしまったのですが
それはこんなお話でした。

　　　実話怪談 蒲田のゲームセンター 西浦和也 北野誠

　　　　　https://www.youtube.com/watch?v=-H7sz4_gp4Q

ちなみにこのゲーセンは今はもう潰れてしまったので西浦和也氏も割と堂々と
ここは今うどん屋さんのチェーン店になっていると語っておられますが、上記の動画の
タイトル画像にチラッとだけ写っているのが蒲田にあるそのうどん屋さんです。
つまりここがかつては本題の幽霊ゲーセンだった所という事ですね。

これも不思議な話なのですが板橋駅を発車したJR埼京線の電車がしばらく走った後に
また板橋駅に着いてしまったという数年前に起こった不思議なお話です。

　黄昏怪奇譚
　　板橋駅から乗った電車が板橋駅についたという不思議な話

　　　http://tasogarekowai.blog.so-net.ne.jp/2014-05-06

この出来事は当然の事ながら大勢の乗客が体験していてその中のひとりの女性が
その当時の出来事を記録していてそれは今でも残っています。

　　　　小説よりも不思議な話

　　　　　http://bunkadou.main.jp/bunka/toukou/column1.html　(PC)

乗客の中には二度目の板橋駅ホームに降りて辺りを確認したという人もいたそうなので、
自分ひとりの単なる錯覚や勘違いではないみたいです。
これは大勢の人間が時空の歪みを同時に経験したという世界でも稀な事件じゃないかと
思いますが、私たちが生きているこの世界の時空なんて意外といい加減なものなのかも
しれませんね。