1 鈴木♂

東映まんがまつりとイギリス絵画

Jリーグも始まりシベリアに帰る白鳥の鳴き声も聞こえるようになった新潟県内
なのですが、このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか?。

アルビレックス新潟も今季はJ2なのですが今までみたいにJ1残留が目標みたいな
状態よりもJ2で優勝してJ1に帰るという目標ができて、却って良かったんじゃ
ないのかなと思います。
十数年前に新潟とJ1昇格争いをしていた甲府や大宮も今季は新潟と同じJ2なので
なんだか昔に戻ったみたいですね。
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2 鈴木♂
東映ビデオ株式会社 復刻!東映まんがまつり!

https://www.toei-video.co.jp/special/mangamatsuri/ (PC)

鈴木♂も最近知ったのですが東映からこんなDVDシリーズが出ていました。
といっても春、夏、冬と小学校の休み時期に合わせて公開された東映まんがまつり
が全部復刻されているという訳では無く、「空飛ぶゆうれい船」が公開された
昭和44年夏の分はまだ出ていませんね。

鈴木♂も小学生の頃、地元の映画館で「長靴をはいた猫」とか「空飛ぶゆうれい船」
を見たおっさんなのですが、生まれて初めて映画館で映画を見たのがこの東映
まんがまつりでした。
今でもそのときの事をおぼろげに覚えているのですが、そのときは確か
「サイボーグ009」と「ワタリ」だったなあと思いそれを調べてみると

   石ノ森章太郎 Wiki 東映まんがまつり 作品一覧

        https://goo.gl/i2rtvr (PC)

つまり昭和41年(1966年)7月21日公開の東映まんがまつりだったという事ですね。

TBSのウルトラマンが始まったのが昭和41年(1966年)7月17日ですから
その頃は本当に日本のアニメや特撮の黄金時代だったなと思います。
名前は忘れましたが以前アメリカの特撮研究家が「昭和40年代の日本の子供は
本当に幸せだった」と何かに書いていましたが、リアルタイムでウルトラQとか
ウルトラマンを見ていた鈴木♂はその意味で幸せな子供時代だったんじゃないのかな
と思います。
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3 鈴木♂
近年、ピンク・マルティーニと由紀さおりさんがコラボしたアルバム「1969」が
世界的に大ヒットしました。

wikipedia 1969 (アルバム)

https://goo.gl/27vmqs (PC)

これは1968〜1969年くらいの日本でヒットした曲をカバーしてそれを集めた
ものなのですが、日本では発売が震災のすぐあとという事もあって殆ど話題には
なりませんでした。

このアルバムを企画したピンク・マルティーニのトーマス・ローダーデール氏は
朝日新聞のインタビューで 「美しいメロディーの曲に出会えたことが大きい。
それを本物の楽器で演奏し、由岐さんが丁寧に歌い上げた。小手先の技術に走った
薄っぺらい曲があふれる分、聴衆は本物に飢えている」(朝日新聞2012年1月18日)
と答えています。
CGとサンプリングが当たり前になっている今の世の中では逆にこういった本物が
喜ばれるという事ですね。

近年では車でも家電でも食品でもコストダウンの為にどんどん安っぽくなり、
映画はCGが当たり前で音楽もサンプリングとか打ち込みが当たり前という
世の中になりました。
でもそれって消費者の為じゃなくて結局は企業とか株主を儲けさせる為のもの
ですから、その相反がいつかは限界に来るんじゃないのかなと鈴木♂は思います。
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4 鈴木♂
イギリスのマンチェスター市立美術館が J. W. ウォーターハウスの《ヒュラスと
ニンフたち》(1896)の一時的な撤去に乗り出し、騒動となっている。
昨年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に展示されているバルテュスの
《夢見るテレーズ》に対して起こった撤去要請運動が記憶に新しいが、今回は
美術館側の自主的な撤去が行われたようだ。

問題となったのは《ヒュラスとニンフたち》。これは、ギリシャ神話から主題を
得た作品で、若々しい裸のニンフたちがヒュラス国王を池の中に誘う場面を描いた
もの。同美術館では同様の作品が数点「美の追求」と題されたスペースに飾られて
いるが、女性を「受動的な着飾り」や「ファム・ファタル」とする「非常に時代遅れ」
な表現であると当該学芸員クレア・ギャナウェイにより注意書きがなされていた。
今回同館は、セクシュアリティな表現を公共の場において飾るべきか否かが議論される
現代において、「裸の少女たち」が描かれた同絵画は人々に討論を促す作品のひとつ
であるとして撤去に乗り出した。

撤去後、ソーシャルメディア上などで多くの反応が見られたが、いずれも美術館側
の対応はあまりにも清教徒的で行き過ぎた行動である、との否定的な意見が目立つ。
しかし同美術館は「ヴィクトリア的幻想に打ち勝とう!」の文言をブログ上に投稿し、
非難を一蹴。ギャナウェイは「この撤去はけっして強制的な圧力で作品の自由な鑑賞を
制限するものではない」「現在美術館は、ジェンダー、人種、そしてそれにまつわる
表現について複雑な問題を抱えていおり、私たちはその問題について、積極的に
議論したいと考えている」としている。 (後略)

    美術手帖   2018.2.2

     https://bijutsutecho.com/news/11562/ (PC)

19世紀のイギリス絵画なんて分かりやすくて鈴木♂は好きなのですが、
この絵画は悪だとか決めつけて撤去するというのはかつてナチがそれをやっていた
という事であって、なんかそういったおかしな事が近年どんどんと増えてきている
ような気が致します。
でもそういった事をやっている人とか団体ほどそれに反対する人をナチだとか
差別主義者だとか決めつけているんですよね (ー_ー;) 。
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