未来はどうなるのか

晩秋特有の変わりやすい天気が続いている新潟県内なのですが
このサイトを御覧の皆様方も如何お過ごしの事でしょうか？。

鈴木♂はやっと風邪が治ったらしくクシャミも鼻水も寒気もほぼ止まりました。
最近ではコメリとかに行くと来年のカレンダーが並んでいて、もうそろそろ年末
というか来年の事を思い浮かべるような季節になってきましたね。

鈴木♂は予言者ではないので未来の事は分かりませんが、遊び半分で投資を
している関係上これから来る未来の事をちょっとだけ予測するようにしています。
今回はそんな未来の予測というちょっとつまらないお話です。

財務諸表危険度分析プログラム「フロードシューター」を開発した会計評論家
細野祐二氏はライザップやZOZOなどの資金繰りの悪化を予言し的中させてきた。
赤字決算に転落したソフトバンクグループの窮状もかねて指摘。
破綻は現実味を帯びているのか。

「孫正義」一世一代の大芝居で取り繕う窮状
　 真っ赤っかどころか火の車「ソフトバンク」破綻への道 11/15(金)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191115-00592774-shincho-bus_all&p=1　(PC)

最近になって破綻説が出てきたソフトバンクグループなのですが
その理由を解説した記事です。
しかしかなり長い文章なのでこれを鈴木♂風に要約すると。

・SGB（ソフトバンクグループ）はSVF（ソフトバンク・ビジョン・ファンド）
　という10兆円規模の巨額ファンドをやっている
・しかしそこで投資している米スプリント（携帯電話会社）、米ブライトスター
　（携帯端末会社）、英アーム（半導体設計会社）は経常資金収支が破綻している。
・そして更に米ウィーカンパニー（不動産会社）でも9千億円の損害を出し、
　これから1兆円の追加資金供与をしなければならない。

・しかしSVFのプレミアム出資者で5兆円を投資していると言われている
　サウジアラビア政府などには元本保証で年6％の利息を払わなければならない。
・そこで苦肉の策として昨年暮れにソフトバンク株式会社（携帯電話事業）を
　上場させ、その34％の株を売って2兆円を調達した。
・そしてSGBは年内にも11.7兆円規模のSVFの2号ファンドを立ち上げるつもりだが、
　サウジからの出資が決まらず、みずほ銀からの出資だけが頼み

・SBGは16兆円の連結有利子負債があって毎年1兆円程度の借入返済期日があるが
　これに対してSBGの19年9月中間期における連結営業キャッシュフローは
　3736億円（年間換算7472億円）にしかすぎない。
・このままSBGが現在のビジネスモデルを継続する限り、毎年1兆円−7472億円
　＝2528億円の借金を連結で永遠に増やし続けていかなければならない
・そして2022年3月期には国内の劣後債など合計1兆3056億円の返済期日がやってくる。

つまり現在のSBGは借金を続けながら何とかやっている自転車操業状態であって、
いずれはそれも破綻するだろうという事ですね。
その破綻＝SBGが債務不履行状態になるという日は上記の記事によると遅くても
2022年の3月期じゃないかという事なのですが、もっと早くなる可能性もあります。

SGBだけが破綻するのなら影響は少ないのかもしれませんが、SVFに出資している
サウジアラビア政府やみずほ銀の事もあるので、もしSGBが破綻したら日本発の
ソフトバンクショックが起こるのかもしれないと言われる理由が上記に述べた
通りです。

最近だとヤフージャパン（Zホールディングス）とLINEが経営統合するという
お話が出てきましたが、ソフトバンクと韓国NAVERが50％ずつの株を持った
新会社を設立してその会社がZホールディングスを傘下に収め、そしてその
ZホールディングスがヤフージャパンとLINEを運営するというややこしい
仕組みになるみたいです。
これによってペイペイとLINEペイがどうなるのか分かりませんが、300億円も掛けた
LINEペイはたぶんペイペイに統合されるような気がしますね。

R22冷媒(HCFC)が全廃になります。
皆さんのお宅や職場に設置されているエアコン、何年前に製造されたものでしょうか？
10年以上前に製造されたエアコンであればご注意ください。
その時期に製造されたエアコンに多く用いられていたR22(HCFC)冷媒ガスの削減・全廃
が決められ、2015年には実質撤廃、2020年には完全撤廃の予定となっています。
国内の冷凍空調機器メーカーはすでにR22対応製品から代替冷媒製品の生産・販売
へ移行済みです。
また経済産業省・環境省は、改正フロン法に基づくフロン類再生業の準備に着手
しています。(再生量は該当するフロン類の廃棄量などに制約されます。)

　　　　エアコン総本舗　　R22冷媒は2020年に全廃されます。

　　　　 https://www.aircon-honpo.jp/hpgen/HPB/entries/152.html　(PC)

来年の2020年でフロンR22の製造が全廃されるというお話です。
これって家庭用や業務用のエアコンだけのお話じゃなくて10年以上前に製造された
古い自販機の冷蔵装置やスーパー、コンビニなどの古い冷蔵装置にも関わってくる
というお話です。

来年にR22が全廃されてもR12のときのようにしばらくは中国で密造されるんじゃ
ないかと思いますがそれでも値段が跳ね上って入手困難になりますので、もしR22を
使っている古いエアコンや冷蔵装置をお持ちの方は遅くても来年にはR22ガスを
補充するか入れ替える事をお勧め致します。
ちなみに現在生産されている家庭用エアコンのガスは主にR410Aで今まで使っていた
R22ガスの代替は将来的にR449Aになるんじゃないかと言われています。

なお車のエアコンのガスはR12→R134aとなっていて昨年辺りから作られた新車は
R1234yfに代わりつつあるので今回の一件とは関係ありませんね。
今はまだ何も世間の話題にはなっていませんが来年に入ったらこのR22全廃の件で
新型エアコン＆冷蔵装置への入れ替えというメーカー＆電器店のキャンペーンが
始まるんじゃないのかなと鈴木♂は思っています。

最近の鈴木♂は天気が良いときに車を洗車してワックスを掛けるようにしています。
つまりはこれから雪が降ると車にワックスが掛かっているほうが、車の雪下ろしが
楽になるという事ですね。

今年もあとひと月半となりました。
このサイトを御覧の皆様方もお風邪など召されぬようにどうか御自愛下さい。